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京都・宝厳院の非公開エリアを貸切に!一夜限りの特別夜会

“静寂”を味わえる、とっておきの場所へ「秘密の京都」 第4回(全12回) 多くの観光客で賑わう街の喧騒から逃れ、静かに、心豊かに古都の魅力を堪能できる。そんなとっておきの場所が、京都にはまだたくさんあります。非公開の寺院で特別な体験をし、地元のかたが愛する名店の味に舌鼓を打ち、美の新名所で心を潤す……。この春、“秘密の京都”があなたの訪れを待っています。前回の記事はこちら>>

最新ホテルが叶える“貸切”の贅沢

非公開寺院の拝観など、ゲストのために特別なアクティビティを用意するホテルが増えています。中でも“貸切”で深く京都を楽しめるプランをご紹介。

モガナ

静寂に包まれた「獅子吼の庭」で耳にするのは、小川のせせらぎ、葉ずれ、鳥のさえずり。これぞまさに「無言の説法」。

【モガナ】
世界遺産・天龍寺塔頭 宝厳院での特別夜会

この日のために非公開の場の扉が開く

嵯峨嵐山に建つ臨済宗大本山天龍寺。世界遺産にも名を連ねる名刹の最も大きな塔頭寺院が宝厳院(ほうごんいん)です。

その、通常非公開のエリアを、ホテル「モガナ」のゲストであれば、完全貸切にすることができます。(※ホテル「モガナ」の詳細は2ページ目をご覧ください)

〝田村レッド〟の襖絵

圧巻! “田村レッド”の襖絵
本堂の襖58面を、田村能里子氏の筆になる《風河燦燦 三三自在》が鮮やかに彩る。襖絵では類を見ない温かな朱色づかい。仏教伝来の長い道のりと、現世に現れた33人の観音様の姿に圧倒される。春と秋の特別拝観期間中のみ公開。

天龍寺法堂の一般参拝に続き、宝厳院に移動。四季折々の美しさで名高い「獅子吼(ししく)の庭」の散策を楽しみ、本堂へ。

書院

食事をいただく書院は、1919年に日本郵船の重役の邸宅として建てられた、近代数寄屋建築を代表する建物。通常は立ち入ることのできない特別な空間。嵐山を借景とした回遊式庭園「獅子吼の庭」を、室内にいながら一望できる。

春は桜、夏は緑、秋は紅葉に冬の雪と、名園が見せる四季の絵巻を、通常非公開の書院から愛でながらいただくお食事は、老舗料亭の逸品。

さらには要望があれば、芸舞妓による雅な趣向なども用意され、特別な夜に華を添えてくれます。

舞妓

夜会を盛り上げるのは「ぎおんひがし富菊」の芸舞妓のあでやかな姿(オプション)。伝統ある寺院と華やかな京文化を同時に楽しむ希有な体験――これを独占できるのは何とも贅沢。

普段立ち入ることができない空間で、一夜限りの夜会に遊ぶ。まさに秘密の京都を垣間見るかのような贅沢な気分を、味わってみてはいかがでしょう。

茶室

特別拝観期間中であれば、庭園散策の途中、茶室「無畏庵(むいあん)」で抹茶と宝厳院オリジナルのお菓子をいただくことができる。

天龍寺顧問・宝厳院ご住職の田原義宣さん

本堂をご案内くださるのは、天龍寺顧問・宝厳院ご住職の田原義宣さん。

一流料亭の懐石料理がこの空間でいただける

この日の夜会の料理は、中京区六角通に店を構える、懐石の名店「瓢樹」から。

鴨ロース

八寸は白魚の白扇揚げ、鴨ロース、名物の半熟玉子などを色鮮やかに。桜色に染めたゆり根の花びらが可憐。

たけのこ

たけのこ、引き上げ湯葉、蕨の炊き合わせ。葉ざんしょうの香りを添えて。

お碗

お椀はぐじの道明寺蒸し。(料理は時期により変わります)

世界遺産・天龍寺塔頭
「宝厳院での特別夜会」

開催日:通年(30日前までの申し込みが必要)
集合場所:嵐山・臨済宗大本山天龍寺 ※ホテル「モガナ」からタクシー乗車可、約30分
所要時間:4時間(現地)
費用:お一人様9万8650円~(MOGANAルーム1室2名、朝食付きを利用の場合(税・サービス料込み)
予約人数:2名~。18歳以上

宝厳院
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
TEL:075(861)0091
※春と秋の特別拝観期間のみ一般公開
URL:http://hogonin.jp/

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