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絶景露天風呂と日本最高峰のコシヒカリが自慢の「体験型」宿とは?

家庭画報.com編集長・大野 陽がリアルレポート! 「話題のアレ、試してみました、ココ行ってきました」

都会の喧騒にお疲れを感じたら、思いっきり自然の中に身を置き、心も体もデトックスしてみませんか? そんな気分の方におすすめの湯宿をご紹介。以前訪れた新潟県南魚沼市にある「里山十帖」は、絶景の温泉、地産の美味を最大限に感じられる場所。なぜこんな田舎に贅沢宿が?と驚くほど、周りには自然しかないエリアなのですが、それこそが魅力です!

周りすべてが自然!新潟の南魚沼に佇む「田舎」という最高の贅沢宿

里山十帖の露天風呂

日本百名山・巻機山を望む露天風呂「天の川」。夜には満天の星が美しい。

「里山十帖」は、2017年から「ローカル・ガストロノミー」という新しい食文化を新潟のこの地から発信し始めています。

地域の風土と歴史、文化を料理に表現することを指す造語で、提案者は、雑誌「自遊人」を手がける岩佐十良さん。元々は東京で自ら出版社を立ち上げた編集人でありながら、新潟の“米”の美味しさに惹かれ、15年前に新潟県南魚沼市に移り住み(現在、株式会社自遊人は南魚沼が本拠地)、さらには、築150年の古い宿を移築リノベーションし、全く新しいコンセプトの宿を2014年に開業。

岩狭さんと里山十帖

右が里山十帖の代表・岩佐十良さん。米への愛と情熱が深いお方。背景のメインダイニングがある建物は築150年の宿を移築したもの。

南魚沼市は日本有数のコシヒカリの産地というのは全国的に有名ですが、雪国という環境から生まれた保存食としての漬物や麹、米を生かした日本酒、山菜など様々な誇るべき地元の食文化が代々受け継がれているのです。

古くて新しくて落ち着く宿

里山十帖は、自然の中に身を置き「体験」と「発見」を最も大切にしているといいます。単に泊まり、美味を食するだけでなく、この地でしかできないコトがある「提案型施設」。

客室は2フロアでわずか13室。四季折々の絶景が眺められる部屋は木造建築の温もりを生かしたインテリアに、北欧デザイナーの家具などが並びます。森側には個室露天風呂のある部屋が6室。コンセプト、レイアウトもすべて異なり、フローリングのほか、畳部屋、家族で楽しめるメゾネットタイプと多様性が魅力です。

里山十帖外観

木造建築に色彩豊かなミッドセンチュリー家具が映える。

里山十帖の客室

301号室の露天風呂付きたたみツインは温かみある部屋。壁際には無垢のヒノキを使用。

 

オーガニック&デトックスながら“万福感”ある料理

里山十帖ダイニング

ダイニング「早苗饗(さなぶり)」では、地産の無農薬、有機野菜が中心。肉と魚も食材に使っていますが、調味料は全て天然醸造、無添加。デザート以外は砂糖を使用していないのだとか。自然そのものの素材の魅力を引き出し、素朴な料理なのに、繊細さも感じる料理の数々。

総料理長は京都の3つ星「吉泉」で修業した北崎 裕さん、料理長は東京のヴィーガン料理店でシェフを務めた桑木野恵子さん。野菜の魅力を知り尽くしたお二人ならではのシンプルながらクリエイティブな料理が魅力です。築150年の建物に洗練されたテーブルセッティングが素敵!

夏野菜料理

夏野菜、とうもろこし、ズッキーニの天ぷら。

山菜盛り合わせ

山菜盛り合わせは、クロモジ、葉ワサビ、よもぎなどをクリエイティブに。

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