国内
2019/06/03
紫陽花に出逢う旅 第3回(全5回) 紫陽花は、じめじめした梅雨の風景に清涼感を与えてくれる花。さまざまな色の、丸くふっくりした花の連なりは春から夏へと向かう時期の日本の風物詩です。北海道から九州まで、さまざまな景色の中で楽しむことができる紫陽花を訪ねました。前回の記事はこちら>>
自家源泉のかけ流しの客室露天風呂。
箱根の自然に包まれながら、強羅温泉の中でもとびきりといわれる自家源泉“黄金の湯”が堪能できる「箱根強羅白檀」。ロビーに足を踏み入れると、目の前に箱根連山のパノラマが一気に広がります。
箱根外輪山が見渡せるロビーラウンジ。
全16室すべてに源泉かけ流しの露天風呂が備えられた客室から広々とした「自然園」の緑が楽しめますが、特に、客室「巌(いわお)」からは、例年6月後半に見頃を迎える紫陽花の眺めが。
和室と洋室のベッドルームを備えた「巌」室内。露天風呂のある広いテラスから、紫陽花が咲く自然園が望める。
和室でくつろぎながら、また、露天風呂の湯に浸かりながら愛でる美しい花は格別です。この時期だけ、限られた客室だけの特別な体験です。
敷地内の地下水脈からの天然水を使った懐石料理。手前から、黒皮南京の冷やしもの、ハモのお椀、お造り、イカのあじさい寿司などを盛り込んだ前菜の籠盛り。
神奈川県足柄下郡 箱根町二ノ平1297-5
2食付き1泊1名3万4560円〜(1室2名利用時)。
*写真の「巌」は2食付き1泊1名4万3200円〜(1室2名利用時)。
見頃:6月中旬〜下旬
表示価格はすべて税抜きです。
撮影/阿部 浩 構成・文/安藤菜穂子
「家庭画報」2019年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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