歴史ある国宝・松本城の城下町からほど近く、古くからその“奥座敷”として栄えてきた浅間温泉。かつて松本城主の御殿湯も置かれたこの名湯の地に佇むのが「界 松本」です。全館リニューアルオープンを果たし、新たなラグジュアリーの物語を刻み始めました。
浅間温泉が持つ豊かな湯の歴史に加え、松本は民芸運動の息吹が残り、クラシック音楽が街に響く「楽都」としても知られる文化の街です。宿のコンセプトは「松本エレガンテに浸る湯宿」。温泉の歴史、冷涼な風土が生み出す「NAGANO WINE」、気品あふれる音楽、そして洗練された工芸文化が美しく響き合う空間で過ごす、一泊二日の滞在レポートをお届けします。
※記事の最後にプレゼントのお知らせもあります。ぜひ最後までご覧ください。
気持ちのいい空気が流れる「界 松本」のエントランス。
「楽都・松本」の洗練を感じる、圧巻のロビー空間へ

リニューアルで生まれ変わったロビー空間。天井が高くドーム型になっている。夕食後には、こちらでコンサートを毎日開催。
宿に到着し一歩足を踏み入れると、思わず息をのむほど美しく洗練されたロビー空間が広がります。高さ10メートルもの吹き抜け構造がもたらす開放感と、360度どこを見渡しても「楽都・松本」の気品を感じさせるモダン建築の意匠は、まさに圧巻の一言。
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ロビーの一角には、地元、長野県で製造されているギターを展示。
地域が育んできた文化や伝統を何よりも尊重する「界」らしく、館内には日本有数のギター生産地である松本の地元産業が鮮やかに表現されています。ロビーには加工前の木材や職人が使う道具、製作過程を伝える重厚な展示が設えられ、本物のギターが華を添えてゲストを優雅に出迎えてくれます。
「界 松本」のコンセプト、音楽とワインをモチーフにした「松本渓声塗り」のアートが、至るところに飾られている。
まずは城主も愛した名湯で、旅の疲れをほぐす
お部屋に荷物を置いたら、まずは大浴場へ。かつて松本城主の御殿湯が置かれた歴史を持つ浅間温泉の湯を、心ゆくまで堪能します。
広々として露天風呂。女湯と男湯は日替わりで場所が変わるので、ぜひ両方お試しを。
「界 松本」の大浴場では、広い内風呂や露天風呂をはじめ、檜の香りが心地よい「檜おがくず風呂」、身体をじんわり温める「ラディアントバス」、浮力に身を任せてリラックスできる「寝湯」など、「8種13通り」もの多彩な湯浴みを愉しむことができます。湯上がり処で冷たいりんご酢をいただき、心地よく身体を整えました。
「ラディアントバス」はリニューアル前からある人気のスペース。
五感を揺さぶるイタリアンコースを、長野ワインのペアリングで
名湯で心身を解きほぐした後は、ご用意いただいた上質なルームウエアを身に纏って寛ぎの夕食へ。今回のリニューアルにおける最大のハイライトが、従来の会席料理から刷新された界ブランド初となるイタリアンのフルコースです。
レンガ調のタイルがシックな雰囲気を醸し出す半個室でいただいたのは、信州の恵みを鮮やかに表現したスペシャルコース「Matsumoto Sinfonia」。
ピアノをモチーフにした愛らしい特注の器で仕立てられた小前菜「Stuzzichino(6種の小さな前菜)」から始まり、層をなす彩り豊かな「サーモンのミッレフォーリエ」や、甘みとコクが広がる「玉蜀黍のスフォルマート」といった繊細な料理がテーブルを彩ります。
ピアノをモチーフにした愛らしい特注の器で仕立てられた小前菜「Stuzzichino(6種の小さな前菜)」。写真は二人前。
「サーモンのミッレフォーリエ」には、「丘の上 幸西ワイナリー」のソーヴィニヨン・ブランをペアリング。
メインへと続く「鴨モモ肉のラグー タリアテッレ」や旨味が凝縮された「金目鯛と季節野菜のズッパ・ディ・ペッシェ」、そして香ばしくジューシーに仕上がった「牛フィレ肉のアースト」まで、まさにシンフォニー(交響曲)のように一皿ひとさらの風味が響き合います。デザートには信州らしさ溢れる「リンゴのティラミス」が添えられ、最後まで五感を魅了してやみません。
「鴨モモ肉のラグー タリアテッレ」には、「ドメーヌスリエ」のブラッククイーンの赤ワインを。
「牛フィレのアロースト」にペアリングされたのは「ドメーヌ・コーセイ」のハーモニードゥーブル。
これら極上の品々に合わせたのが、贅沢な「NAGANO WINE ペアリング」です。日本アルプスや桔梗ヶ原、千曲川など、信州の個性豊かなテロワールで育まれた厳選ワインが、料理一皿ごとに最高の相性で寄り添います。冷涼な風土が育むワインの軽やかな酸味と果実味が、瑞々しいオリーブオイルや素材の旨味と調和し、口福の時間を深めてくれました。
コースにペアリングされるのは、すべて長野産のワイン。全6種。
夜の静寂を彩る「NAGANO WINE BAR」と、ご当地楽のコンサート

「NAGANO WINE BAR」で食後のひとときを過ごして。
美食の余韻に浸りながら、食後は新設された「NAGANO WINE BAR」へ。緩やかな曲線を描く半円形のカウンターに腰掛け、グラスを傾けながらゆったりとした大人だけの時間を過ごします。
バーで提供されるワインだけでなく、グラスも長野県産。持ち手がワインの樽でできた木製というデザインが、個性的で美しい。小皿も葡萄の葉をモチーフにしたもの。グラスや小皿ショップで購入可能なので、お土産にしても。
「桔梗ヶ原ワインバレー」のワイナリーで醸造されたワインを中心に、地元信州のワインが揃う。
そして夜が深まる頃、吹き抜けのロビーを舞台に開演するのが、界 松本のご当地楽「ソノリティコンサート」です。
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ご当地満載のルームキーや、ソノリティーコンサートのチケットで、自然と気分も盛り上がる。
「ご当地楽(ごとうちがく)」とは、全国の「界」で展開されている、その土地ならではの伝統工芸、芸能、食などの文化を五感で愉しむ特別なおもてなしのこと。「楽都・松本」に位置する界 松本では、音楽文化と地元のギター産業を身近に体験できるプログラムとして親しまれています。
長野県で製作されたギターを使ったパフォーマンスも楽しい。
コンサートの冒頭では、スタッフの方からギターに使われる木材の特性や音色の違いについての丁寧な解説があり、松本の繊細な手仕事と工芸への理解が深まります。
コンサートは、20時半からと21時半からの2回。長野ワインを片手に寛ぎながらぜひ鑑賞を。
続いて始まる演奏では、円形のドーム天井に美しく反響するアコースティックギターの音色が心身の深くまで染み渡り、実に心地よい響き(ソノリティ)をもたらします。ワインの余韻と上質な音楽に包まれる、贅沢な一日の締めくくりとなりました。
アナログの音色に包まれる客室「GAKUの間」で過ごす寛ぎ
余韻を残したまま戻るお部屋は、松本の「楽」をテーマにしたご当地部屋「GAKUの間」。
ジュニアスイートのリビングルーム。木のぬくもりを感じる温かみのあるインテリア。
全室にレコードプレーヤーと上質なスピーカー、職人の技が光る伝統工芸のアートパネルが完備されています。手元でお気に入りのレコードを回せば、やわらかなアナログの音が室内を満たし、特別な夜を優しく演出してくれます。
部屋ではレコードプレーヤーで、ゆっくりと音楽を楽しんで。
ジュニアスイートの広々とした露天風呂。朝風呂はぜひこちらで。
今回滞在したのは、贅沢な露天風呂を備えた「ジュニアスイート」。上質なベッドで深く満たされるような眠りにつき、心身ともにすっきりとリフレッシュする夜を過ごしました。
ちなみに、館内にわずか1室しか存在しない最高峰の「GAKUスイート」(約130平米)も大変魅力的です。広々としたリビングスペースには専用のグランドピアノが配され、テラスにはプライベートサウナと水風呂、そして温泉露天風呂を完備。サウナで汗を流した後にデイベッドで寛ぎながら、心地よい音楽と風に身を任せる──そんな究極の「ととのい」体験を堪能できる夢のような空間が広がっています。
「GAKUスイート」のリビングルーム。ピアノが配置されており、好きな時に演奏を楽しむのもいい。

「GAKUスイート」の寝室。オリジナルベット「ふわくもスリープ」は極上の寝心地。

「GAKUスイート」の露天風呂。松本の豊かな緑が見える。

プライベートサウナも設置されている「GAKUスイート」
青空体操と朝風呂で目覚め、地域色豊かな和朝食に心なごむ
翌朝は7時からスタートする「青空体操」に参加。澄み渡る信州の朝空の下、身体を心地よくほぐして深呼吸。爽やかな汗を流した後はそのまま朝風呂へと向かい、朝日が差し込む湯船で身体の芯から温まり、すっきりと一日をスタートさせました。
すっきりと目覚めた後にいただいたのは、庭園の緑を望む食事処での和朝食です。盆の上に美しく並べられたのは、信州ならではの魅力に溢れた滋味深い料理の数々。卓上で温められる香ばしい「朴葉蒸し焼き」は立ち上る芳醇な香りが食欲をそそり、ご飯が驚くほど進みます。発酵の旨味が凝縮された「醤油豆」を添えたお豆腐をはじめ、出汁の効いた優しい味わいの小鉢やあたたかいお味噌汁が、優しく身体に染み渡ります。
中庭を眺めながら和朝食をいただける。
外の緑と光を感じながら一品一品をじっくり味わう時間は、まさに旅の朝にふさわしい至福のひとときとなりました。
歴史ある名湯と「楽都・松本」の洗練された文化、五感を魅了するフルコースとワイン、そして心身が整う爽やかな朝のひととき。「界 松本」で過ごした二日間は、日常の喧騒を忘れさせ、豊かな寛ぎで満たしてくれる特別な滞在となりました。自分へのご褒美にはもちろん、大切な人と上質な時間を分かち合う旅に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
スタッフの方々の温かいホスピタリティにも癒やさる。
【星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」について】
「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテーマに、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部屋」などを通じて、その地の「温泉文化」が楽しめるのが特徴です。 今年(2026年)は、界 草津、界 宮島、界 松本、界 蔵王の4施設が一気にオープン、その後も続々と新たな施設が開業し、2030年までに約30か所を展開予定。
【家庭画報ドットコム会員限定】プレゼントキャンペーン

「界 松本」外観
今回ご紹介した「界 松本」の宿泊券を、家庭画報ドットコム会員様限定で抽選でプレゼントいたします。洗練された「松本エレガンテ」な滞在を、ぜひご体験ください。
対象施設:界 松本
提供数:1組2名様
内容:1泊2食付(夕朝食)
宿泊対象期間:2026年11月1日(日)〜2027年4月30日(金)
客室タイプ:施設にお任せ
除外日:土曜日、祝日、祝前日、休館日、2026年12月26日(土)~2027年1月3日(日)、2027年4月29日(木)~4月30日(金)
※応募締め切り:10月7日(水)

注意事項(必ずお読みください)
・応募には、家庭画報.comの会員登録(無料)が必要です。 未登録の方は応募ボタンから「新規会員登録」へお進みください。
・応募者多数の際は抽選となります。
・当選された方のお名前、ならびにご連絡先を界 松本と共有させていただきます。この個人情報を、界 松本は今回の宿泊予約以外の用途には一切使用いたしません。なお、当社の個人情報のお取り扱いに関しては
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・当選は発送をもってかえさせて変えさせていただきます。
・ホテルへの交通費はご自身でご負担ください。
【施設概要】
施設名:界 松本
所在地:長野県松本市浅間温泉1-31-1
客室数:全29室(露天風呂付き客室19室)
料金:1泊41,000円〜(2名1室利用時1名あたり、税・サービス料込、夕朝食付)
アクセス:JR松本駅より車で約15分
公式サイト:
https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaimatsumoto/