〔特集〕この夏、心と体を解きほぐす 「沖縄 癒やしの時間」 エメラルドグリーンの海を眺めながらの朝ヨガ、琉球ハーブの香りに包まれるスパトリートメント、そして島野菜たっぷりの滋味溢れる食事──。亜熱帯の楽園が、心身を優しく解きほぐし、内側から輝く美しさを呼び覚まします。この夏、島時間に身を委ねる極上のエネルギーチャージの旅へ出かけませんか。
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祈りの地を歩く
沖縄暮らし30年の演出家、宮本亞門さんは、琉球の魅力を御嶽(ウタキ)や祈りの道が宿す精神性の深さ、古い集落や文化が残る風土そのものにあるといいます。亞門さんが見つけた「生き方が変わる場所」「幸せを感じとれる場所」を介して、癒やしの王国、沖縄の真髄に迫ります。
宮本亞門さんが案内する今帰仁(なきじん) ── 生き方が変わる場所
ここ(今帰仁)に来て本来の生き方を見つけてほしい
1987年にミュージカル『アイ・ガット・マーマン』で演出家としてデビュー。以来、国内外でミュージカル、ストレートプレイ、オペラ、歌舞伎と、幅広いジャンルの作品を手がけ、数々の賞に輝いてきた宮本亞門さん。その宮本さんがヴィラをつくろうと思ったのはなぜなのでしょう?
「以前から宿というものに関心があったんです。舞台だと2時間から3時間、同じ座席で観ていただく形ですが、本当はできれば、丸1日か2日、僕がつくった空間に滞在して、世界観に浸ってほしい。それで何かを感じてもらえたら最高だなと思っていました」
寝室で目を引くのが、アーティストのGOMAさんが「宇宙の青」をテーマに描いた点描画。手前は宿泊客に好評な瞑想用チェア。
潜水艦の丸窓を思わせる鏡や、青や緑の琉球ガラスタイルが特徴のバスルーム。奥の坪庭に見えるのは沖縄北部に自生するシダ、「ヘゴ」。
出張シェフが腕をふるうキッチン。もちろんゲストも料理を楽しめる。
実は、宮本さんが今帰仁村に来る前に暮らしていた沖縄本島南部の家が、友人知人にとって、そうした存在でした。「自分と向き合えた」「新しい発想が湧いた」といった言葉を聞くたび、深い喜びを感じたといいます。
「僕は今帰仁の大自然に出会い、『こんなにも美しい地球に生かされている僕らは、もう十分満たされている』と感じ、人生観が変わりました。ここに来る人にも、そんな発見があればいいなと思っています」。
宮本さんの願いが込められたヴィラは、刻々と色を変える空と海、生命力に満ちた南国の植物や鳥、蝶が待つ楽園です。
「海に浮かぶだけでチャージングできる」── 宮本亞門
専用ボードの上に立ち、パドルを漕いで水上を進む「サップ(スタンドアップパドルボード)」。ヴィラの直下にある海で宮本さんが挑戦したのは近年人気の「クリアサップ」。ボードが透明なので海中の観察も楽しめる。
「GEOドーム」でクリスタルボウルの演奏をする山下 歩さん。その音色には高いヒーリング効果があるという。
左・木々のトンネルを抜けると「ヘブンズテラス」(右)が現れる。
UMUI YAA沖縄県国頭郡今帰仁村(詳細は予約後に連絡あり)
1日1組限定(4名まで)
基本料金:2名利用で1泊朝食付き1名15万円~
*出張シェフによるディナーの相談可。2名より。沖縄創作料理(ドリンクのペアリング5種含む)、出張費込みで2名で8万4700円〜。
IN15時~18時/OUT11時
URL:
https://www.umuiyaa.com/*予約、お問い合わせは公式サイトへ。
*「UMUI YAA」にて宮本亞門さんと集う家庭画報特別イベントを開催予定です。
「想い(沖繩の方言でウムイ)の家」を意味する隠れ家ヴィラは、沖縄でよく目にする花ブロックの白い壁に守られている。
※本特集で掲載している料金は2026年7月1日現在の税込み価格です。宿泊料金には別途、宿泊税がかかることがあります。料理等は状況により食材や盛りつけに変更が生じる場合があります。あらかじめご了承ください。(次回へ続く。
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