〔特集〕名門避暑地の“今”を楽しむ 軽井沢の夏休み 木立の緑が日に日に深まり、鳥のさえずりとともに過ごす心地よい季節 ── 。古くから多くの文化人や避暑客を魅了してきた軽井沢に、新たな楽しみが加わりました。駅直結の新施設、ミュージアムや名建築、美食処、そして軽井沢通のおすすめ ── 、この夏訪ねたい、軽井沢のさらなる魅力をお届けします。
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軽井沢通に聞く私の“推し”軽井沢
おすすめの場所を中心に、軽井沢の魅力や過ごし方について、この地に縁の深い13名にお聞きしました。
ブレイデン友絵さん (料理家)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味単なる避暑地ではなく、多くの文化人や芸術家に愛されてきた歴史があり、街全体に独特の品格が漂う点です。季節の食材を味わい、テラスでゆったりと過ごす。そんな「自然を楽しみながら丁寧に暮らす」豊かさがあり、日々クオリティ・オブ・ライフの向上を実感しています。
(2)軽井沢での過ごし方川沿いにある我が家は、せせらぎを聴きながら景色を楽しめる設計にしました。アウトドアリビングのようなテラスで、一年を通して愛犬のラブラドール・レトリバー2頭とともに読書や食事をして、ゆったり過ごす時間が格別です。また、雨の日や冬の静かな時間には、欠けた器を金継ぎしたり、繕い物をしたりして過ごしています。手をかけながら物を長く大切に使う時間は、軽井沢の穏やかな空気の中だからこそ、より豊かに感じられる気がします。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産「中國飯店 麗晶」はおいしくサービスも素晴らしいので、別荘の方々とよく利用しています。
中國飯店麗晶
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1265-31
TEL:0267(42)7788
「大エビのくるみマヨネーズソース」などアラカルトメニューが充実。(撮影/家庭画報本誌・西山 航)
山崎静子さん (エスティーム代表)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味洗練された人々が成熟したコミュニティを形成している点です。豊かな自然と最先端の利便性を兼ね備えた軽井沢は、海外の方にとっても理想的な場所だと感じます。
(2)軽井沢での過ごし方自宅の庭で約50本のイングリッシュローズや藤棚を育てるガーデニングを満喫しています。また、新スポットのレストランやショップを巡り、新鮮な食材で料理やバーベキューをして友人と楽しむのも定番です。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産パンは店ごとに使い分けており、
「siorubakery」の食パンは軽井沢に長期滞在するときは電話予約しています。
「ブランジェ浅野屋」のバゲットやバタール、黄金シャモのレバーペーストなどのおつまみもお気に入りです。
sioru bakery
長野県北佐久郡軽井沢町長倉5568-2
TEL:0267(46)8706
人気の食パンは自家製発酵種を使い、絹のような食感に焼き上げている。(撮影/家庭画報本誌・坂本正行)
ブランジェ浅野屋軽井沢旧道本店
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢738
TEL:0267(42)2149
1933年の創業時から受け継がれるヨーロッパスタイルのパンをいただける。(写真/ブランジェ浅野屋)
山本憲資さん(ハルニレテラス Hygge by ØC オーナー)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味ノイズのない自然環境で人間性を回復させながら、都市レベルの文化やテクノロジーを享受できる点です。静寂の中でアートや自然と深く向き合え、自分自身の感覚を研ぎ澄ませる理想的な環境が整っています。
(2)軽井沢での過ごし方築50年の平屋をフルリノベーションした小屋で、スマート家電と現代アートや名作家具を調和させています。小川のせせらぎを聴きながら過ごし、近所の森の散歩とサウナへ行くのが日々のルーティン。澄んだ空気と静寂に包まれて行う外気浴は、都市部では味わえない贅沢な体験です。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産「リヒター・ラウム」。森の中にひっそりと佇む、ゲルハルト・リヒターの作品を常設する小さな展示空間です。ドイツ・ケルンにある彼のアトリエが再現されており、軽井沢の自然と作品が溶け合うような体験ができる圧倒的なアートスポットです。
リヒター・ラウム
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1323‒1475
URL:https://www.richterraum.jp/
ドイツの巨匠、ゲルハルト・リヒター氏のアトリエを再現した空間。(撮影/家庭画報本誌・坂本正行)
渡邉茂一さん(CBRE ディレクター)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味東京から約1時間という利便性がありながら圧倒的な自然もあり、東京と同じ生活を維持しつつ非日常を味わえる点です。親戚や友人と気軽に会えるのも魅力。飲食店や明かりが最小限だからこそ、静寂の中でぐっすり眠れ、都内では聴けない鳥のさえずりに心が豊かになります。
(2)軽井沢での過ごし方ほとんどの時間を家でゆっくり過ごし、夏は
「軽井沢大賀ホール」のコンサート、冬は家族でスキーを楽しみます。テラスで珈琲を飲んだり、冬の澄んだ星空を眺めたりするのが贅沢。野菜や果物がおいしいので、
「ツルヤ」等で買い物をして自宅でシンプルな食事を家族と囲むのが幸せです。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産離山ハイキングや「雲くも場ば池いけ」の散策、充実した書籍が並ぶ
「軽井沢書店」がおすすめ。星空はもちろん、早起きして眺める「旧碓氷峠見晴台(きゅううすいとうげみはらしだい)」からの朝日がとても綺麗です。
軽井沢大賀ホール
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東28-4
TEL:0267(42)0055
実業家・声楽家の大賀典雄氏が手がけた、音へのこだわり溢れるホール。(撮影/大泉省吾)
(次回に続く。
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