〔特集〕名門避暑地の“今”を楽しむ 軽井沢の夏休み 木立の緑が日に日に深まり、鳥のさえずりとともに過ごす心地よい季節 ── 。古くから多くの文化人や避暑客を魅了してきた軽井沢に、新たな楽しみが加わりました。駅直結の新施設、ミュージアムや名建築、美食処、そして軽井沢通のおすすめ ── 、この夏訪ねたい、軽井沢のさらなる魅力をお届けします。
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軽井沢通に聞く私の“推し”軽井沢
おすすめの場所を中心に、軽井沢の魅力や過ごし方について、この地に縁の深い13名にお聞きしました。
柏原光太郎さん(日本ガストロノミー協会会長)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味都会とは異なる、避暑地ならではの楽しみ方を知る人々のコミュニティがあることです。ゴールデンウィークや夏の友人宅のパーティでは、ごく自然に英語の会話が聞こえてくるほど国際色豊かな人々が集まっています。
(2)軽井沢での過ごし方愛犬のサモエドが涼しい気候をとても喜ぶので、一緒にゆっくり散歩を楽しんでいます。近郊の直売所を巡り、新鮮な食材を手に入れるのもお決まりの楽しみです。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産近年新店が相次ぎ活気を取り戻したレイクニュータウンです。特に薪火料理が楽しめる
「MANO」のパエリアは絶品。信濃追分に2025年オープンした
「焼鳥森香」もおすすめです。
焼鳥森香
長野県北佐久郡軽井沢町追分602-8
TEL:070-5594-4090
会津地鶏の雄と雌を、特性に合わせて丁寧に火入れした焼き鳥をコースで。(撮影/家庭画報本誌・西山 航)
黒田美津子さん(インテリアスタイリスト)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味なんといっても都会にはない自然と静けさ、そして澄んだ空気や鳥の鳴き声、季節ごとの浅間山の姿そのものがご馳走です。また、歴史や文化的な背景が、街の洗練された雰囲気に影響しているようにも感じます。
(2)軽井沢での過ごし方北軽井沢にアトリエを構え、今は企画展に向けての計画や準備をしています。仕事の合間には温泉巡りをしたり、神社に湧き水を汲みに行ったり。養鶏場に朝採れの卵を買いに行くことも。夏は複数の直売所で求める野菜、冬は薪ストーブも楽しみです。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産活気あるレイクニュータウンは特におすすめ。2026年4月にオープンした、内沼晋太郎さん厳選の本も楽しめるフィンランドカフェ
「一年」や、上階の
「gallery friscum」に注目しています。御代田にある「MMoP(モップ)」の
「御代田写真美術館」(※2026年10月以降の開館状況は
「MMoP」HPにて)も必見です。
御代田写真美術館
長野県北佐久郡御代田町大字馬瀬口1794-1MMoP内
TEL:0267(41)0436(MMoP)
2026年8月1日から9月30日まで『浅間国際フォトフェスティバル』の特別展示を開催予定。(写真/御代田写真美術館)
小山薫堂さん(放送作家・脚本家)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味静寂と心地よい風、鳥のさえずり、そして何より「気」がよい場所で深い眠りにつける点です。普段の東京では忙しくてなかなか会えない友人たちと、ゆっくりオフモードで語り合える時間ができることも魅力です。
(2)軽井沢での過ごし方「軽井沢発地市庭」や
「ツルヤ」で買い物をし、焼きたてのパンを調達して、日常ではあまりすることのない“男の料理”にチャレンジしています。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産「軽井沢デリカテッセン」と
「ブランジェ浅野屋」がおすすめ!
軽井沢発地市庭
長野県北佐久郡軽井沢町大字発地2564-1
TEL:0267(45)0037
軽井沢で生産された朝採れ野菜や食材の魅力を生かした商品が並ぶ。(写真/軽井沢発地市庭)
軽井沢デリカテッセン
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢657-6
TEL:0267(42)6427
ドイツ製法の手作りハム。左上から時計回りに、コンビーフ、リオナ、カスラー。(撮影/家庭画報本誌・西山 航)
ブランジェ浅野屋軽井沢旧道本店
長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢738
TEL:0267(42)2149
1933年の創業時から受け継がれるヨーロッパスタイルのパンをいただける。(写真/ブランジェ浅野屋)
小山 正さん (フォンス代表取締役社長)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味軽井沢の魅力は何といっても空気と風です。深呼吸したくなるような、深緑を抜ける旨い風は格別。自宅でも風がよく通る設計になっていれば、夏場でもエアコンいらずで心地よく過ごせます。
(2)軽井沢での過ごし方自宅では
「ツルヤ」や
「軽井沢発地市庭」などで手に入る新鮮な野菜を使って料理を楽しみます。また、静寂の中で移ろう光と影、美しい景色を眺めるのも贅沢な時間です。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産春先から夏場にかけて採れる地元野菜は格別のおいしさなので、ぜひさまざまな形で味わっていただきたいです。
田川啓二さん(オートクチュール・ビーズ刺繡デザイナー)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味街全体が森の中にあり、人の暮らしや記憶が重なっている点です。現在は有名店が増え質の高い食事も楽しめますが、看板や広告が制限された美しい景観は昔と変わりません。歩道や街路樹に至るまで自然が続き、視界に余計な情報が入らないのが魅力です。
(2)軽井沢での過ごし方庭に訪れる野鳥の声を聴きながら本を読んだり、木漏れ日の移ろいを眺めたりして、ゆっくりと時間を過ごします。四季折々の美しさがある軽井沢は、何かをする場所というよりも「自分自身を整える場所」として大切にしています。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産小布施の栗を扱う
「竹風堂」がおすすめです。軽井沢駅近くにも店舗があり、できたての温かい栗おこわは格別のおいしさです。栗のパイなどお菓子も充実しており、その土地の素材のよさを感じられるお土産としても重宝しています。
竹風堂軽井沢駅前店
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東11‒17
TEL:0267(46)8844
おこわ専用として仕込んだ国産の栗を、贅沢に混ぜ込んで炊き上げた逸品。(撮影/家庭画報本誌・坂本正行)
(次回に続く。
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