〔特集〕名門避暑地の“今”を楽しむ 軽井沢の夏休み 木立の緑が日に日に深まり、鳥のさえずりとともに過ごす心地よい季節 ── 。古くから多くの文化人や避暑客を魅了してきた軽井沢に、新たな楽しみが加わりました。駅直結の新施設、ミュージアムや名建築、美食処、そして軽井沢通のおすすめ ── 、この夏訪ねたい、軽井沢のさらなる魅力をお届けします。
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軽井沢通に聞く私の“推し”軽井沢
おすすめの場所を中心に、軽井沢の魅力や過ごし方について、この地に縁の深い13名にお聞きしました。
安東泰志さん・恵さんご夫妻(軽井沢安東美術館代表理事・理事)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味温暖化が進む現在も東京より概ね5度以上は涼しい気候に加え、芸術や文化、政治、経済など各分野の一流の方々が集う場所である点です。長野五輪以降、高速道路や新幹線が整備され、東京からの距離が一気に縮まったことも魅力です。
(2)軽井沢での過ごし方この涼しい気候を最大限に生かし、朝夕の心地よい散策や、昼間にテラスで行う読書など、別荘ならではの贅沢な生活を満喫しています。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産「軽井沢安東美術館」「セゾン現代美術館」「軽井沢千住博美術館」の3館は必見です。美術館グッズもおすすめ。
軽井沢千住博美術館
長野県北佐久郡軽井沢町長倉815
TEL:0267(46)6565
館内の設計は建築家・西沢立衛氏。2026年10月に開館15周年を迎える。(写真/阿野太一 ⓒ軽井沢千住博美術館)
IKKOさん(美容家・タレント)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味美しい自然と木々のグリーン、そしておいしい空気と周りの景色です。東京では味わえないような、贅沢な時間の使い方ができるのも大きな魅力ですね。
(2)軽井沢での過ごし方北軽井沢の別荘には温泉が出るお風呂が2つあり、その時々で好きな景色のほうを楽しんでいます。また、国有地内の広い道でキックボードを走らせるのもお気に入り。夏は七輪や囲炉裏を囲んでバーベキュー、冬は薪ストーブで部屋を暖めて心地よく過ごしています。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産浅間山を麓から眺められる
「鬼押ハイウェー」の一帯は、本当に癒やされる美しい景色です。スーパー
「ツルヤ」の国産れもんバターはお土産にいつも買って帰ります。
鬼押ハイウェー
群馬県嬬恋村と軽井沢を結ぶ自動車専用道路。写真中央の赤い建物は鬼押ハイウェー沿いにある「鬼押出し園」。溶岩の芸術が見られる。(写真/西武・プリンスホテルズワールドワイド 一般自動車道 鬼押・万座ハイウェー)
石井幹子さん(照明デザイナー)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味長年培われた伝統が息づき、昭和初期から現代までの多様な建築が森に点在する風景は、軽井沢ならではの魅力です。
(2)軽井沢での過ごし方四季折々の自然を写真に収めながら小道を散歩します。また画廊巡りも楽しみで、シャガールやセザンヌ、モネのリトグラフなど、毎年気に入った作品を購入しては自宅で掛け替えています。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産「脇田美術館」は、脇田 和さんの作品とアトリエが調和した豊かな空間でおすすめ。
「軽井沢デリカテッセン」のカスラー(燻製ハム)はお土産の定番です。浅間山を望む池のほとりに佇む
「軽井沢大賀ホール」も、国際水準の素晴らしい音楽ホールです。
脇田美術館
長野県北佐久郡軽井沢町旧道1570-4
TEL:0267(42)2639
現代洋画家・脇田和氏の油彩画など約120点が展示されている。(撮影/家庭画報本誌・坂本正行)
軽井沢デリカテッセン
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢657-6
TEL:0267(42)6427
ドイツ製法の手作りハム。左上から時計回りに、コンビーフ、リオナ、カスラー。(撮影/家庭画報本誌・西山 航)
軽井沢大賀ホール
長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東28-4
TEL:0267(42)0055
実業家・声楽家の大賀典雄氏が手がけた、音へのこだわり溢れるホール。(撮影/大泉省吾)
上原回恩さん(KAION 代表取締役)
(1)軽井沢の魅力、醍醐味標高1000メートルという環境そのものが魅力です。時間の流れが穏やかになり、思考のテンポまで変わる感覚があります。また、歴史ある文化に加えて、最近は若い世代の移住者やチャレンジャーが増え、世代を超えたコミュニティが自然と共存している点も素晴らしいです。
(2)軽井沢での過ごし方「人と過ごす時間」を大切にしています。年齢や肩書きを超え、経営者やアーティスト、若い世代などが一つのテーブルを囲んで自然体で交わる。そんな豊かな日常は軽井沢ならではだと感じます。
(3)軽井沢でおすすめの場所・お土産全寮制インターナショナルスクールの
「ユナイテッド・ワールド・カレッジISAK(アイザック)ジャパン」です。私自身も3期生として学び、18歳で起業しました。世界各国から集まった生徒たちがともに暮らし、対話を通じて多様性を認め合いながら、自らのアイデンティティを確立していける場所です。異なる文化や価値観を持つ若者たちが、軽井沢の森の中で学び、議論し、未来を構想している光景は、軽井沢が持つ国際性と文化的な寛容さを象徴しているように感じます。
ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン
長野県北佐久郡軽井沢町長倉5827-136
TEL:0267(46)8623
日本初の全寮制国際高校として誕生。80以上の国と地域の生徒が通う。(写真/ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン)
(次回に続く。
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