〔特集〕絶景と美食、非日常へと誘う 日本を旅する感動列車 世界でも類を見ない多様さと、ホスピタリティが息づいている日本の観光列車。家庭画報本誌では、乗車して初めて出合える「絶景・美食・おもてなし」を兼ね備えた列車を敬意とともに「感動列車」と命名。まだ見ぬ日本の美しさを再発見する旅へ鉄道写真家・櫻井 寛さんの解説とともにご案内します。
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列車旅を愛する皆さんに訊いた
“感動列車” 唯一無二の魅力とは?
「運転席の後ろから見る線路は、保線員時代を思い出させる景色です」
── 田中要次さん・俳優
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JR西日本「ベル・モンターニュ・エ・メール(通称:べるもんた)」。富山県の氷見(ひみ)線と城端(じょうはな)線を走る観光列車。「走るギャラリー」をコンセプトにしている車内は上質な高岡銅器をイメージしたつり革や井波彫刻などで飾られ、自然豊かな車窓からの景色は、運がよければ
富山湾の女岩越しに立山連峰が拝めます。「晴れ神様」と呼ばれた私ですら、まだ叶えられておりません。さらには、この車両にはすし職人が乗車しており、
予約でぷち富山湾鮨や地酒の飲み比べなども楽しめます。
●愛知県の大府駅から出る
JR東海「武豊(たけとよ)線」(下写真)と東海道線をまたぐ跨線橋から、
春は一面が黄色い菜の花で彩られる景色が拝めます。JR東海に在職中はこの線路で仕事をしながら、毎年この景色に感動していました。
JR東海 武豊(たけとよ)線(愛知県)日本最古の現役駅舎といわれている、木造建築の亀崎駅も魅力。
●月並みですが、
東海道新幹線の
山側の席から見える富士山。天候によって見えるか見えないか、スマホに気を取られて見過ごすか、必ずしも拝めるものではありません。毎度通るたびに写真を撮る気構えでいます。よい写真が撮れた時はよいことがありそうな気分にさせてくれます。ちなみに、海側のA席でも富士山が見られる場所があるよっ! 名古屋方面に向かって、安倍川を渡った付近で20〜30秒だけ見られるんです。「しあわせの富士山」と呼ばれているそうです。
(次回に続く。
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