〔特集〕絶景と美食、非日常へと誘う 日本を旅する感動列車 世界でも類を見ない多様さと、ホスピタリティが息づいている日本の観光列車。家庭画報本誌では、乗車して初めて出合える「絶景・美食・おもてなし」を兼ね備えた列車を敬意とともに「感動列車」と命名。まだ見ぬ日本の美しさを再発見する旅へ鉄道写真家・櫻井 寛さんの解説とともにご案内します。
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列車旅を愛する皆さんに訊いた
“感動列車” 唯一無二の魅力とは?
「五感で味わう、移動式のシンフォニー」
── 向谷 実さん・作曲家
●伊豆の
JR東日本「サフィール踊り子」は、贅沢な空間設計はもちろんですが、特に「ヌードルバー」での体験に感動しました。車窓を流れる相模湾の青い海を眺めながら、名店が監修したこだわりの麺料理をすする。この
「景色と味覚がシンクロする瞬間」は、まさに現代の「感動列車」の象徴だと感じます。
●秩父と川越を走る
西武鉄道「西武 旅するレストラン52席の至福」(別の記事でご紹介)は、私が車内の音楽を担当させていただいた縁もありますが、
建築家・隈 研吾氏による斬新な内装と、都心からわずか2時間半で本格的なコース料理を楽しめるタイトな非日常感が見事です。
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JR九州「指宿枕崎(いぶすきまくらざき)線」(下写真)の瀬々串駅付近から望む、
錦江湾に浮かぶ桜島の雄大さは、何度見ても圧倒されます。
JR九州 指宿枕崎(いぶすきまくらざき)線(鹿児島県)
本土最南端の終着駅・枕崎駅へと続くローカル線。写真/arpeggio1886〈ピクスタ〉
●秋田県から青森県を運行する
JR東日本「五能線」の海岸線ギリギリを走る列車から見える
深浦駅周辺の日本海に沈む夕日の景色はまさに絶景です。
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富士山麓電気鉄道「富士急行線」(下写真)の三つ峠駅から寿駅間の車窓いっぱいに
迫りくる富士山は、鉄道旅の醍醐味を凝縮しています。
富士山麓電気鉄道 富士急行線(山梨県)
標高差約500メートルをかけ登る、富士山に一番近い列車。写真/ATROPOS〈ピクスタ〉
(次回に続く。
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