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仲間由紀恵さんが初めての観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を堪能

2026.06.17

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〔特集〕絶景と美食、非日常へと誘う 日本を旅する感動列車 世界でも類を見ない多様さと、ホスピタリティが息づいている日本の観光列車。家庭画報本誌では、乗車して初めて出合える「絶景・美食・おもてなし」を兼ね備えた列車を敬意とともに「感動列車」と命名。まだ見ぬ日本の美しさを再発見する旅へ鉄道写真家・櫻井 寛さんの解説とともにご案内します。

特集「日本を旅する感動列車」の記事一覧はこちら>>>

櫻井 寛さんが注目する、新・感動列車
周遊列車で日本再発見の旅へ

乗り継ぐことで、その地域を周遊できる観光列車が注目されています。絶景や土地ならではの美味を楽しみながら目的地へ。そこで旅を終えてもよし。次の地まで乗るもよし。その気軽さは、数日を要する長距離旅行とはひと味違う魅力があります。今、大人気の四国、九州の周遊列車旅にご案内しましょう。

大理石の彫刻さながらの岩肌と翠玉色に輝く吉野川のすぐ脇を悠々と進む「四国まんなか千年ものがたり」。徳島県三好市にある小歩危(こぼけ)展望台からは、峡谷の全景を一望できる。

千年の歴史を内包する景勝地を巡る

四国まんなか千年ものがたり
[多度津駅(香川県)← → 大歩危駅(徳島県)]

両側に山肌が迫る中、土讃線の三縄(みなわ)駅と祖谷口(いやくち)駅の間を大歩危(おおぼけ)駅に向かって進む「四国まんなか千年ものがたり」の下り列車「そらの郷紀行」。

渓谷美から里山へ。日本の原風景を凝縮体験
仲間由紀恵さんと乗る「しあわせの郷紀行」

JR四国の「四国まんなか千年ものがたり」は「伊予灘ものがたり」、「志国土佐 時代(トキ)の夜明けのものがたり」とともに3つのものがたり列車の一つで「伊予灘ものがたり」に続く第2弾として2017年に運行が始まりました。

四国の中央部である香川県の多度津(たどつ)駅と徳島県の大歩危(おおぼけ)駅の間を走り、沿線には千年の歴史を誇る善通寺や金刀比羅宮など、歴史的な場所が点在します。

コンセプトは「おとなの遊山(ゆさん)」。凜とした和の空間の中で地元食材を使ったご馳走と、大自然が織りなす絶景を味わう上質な旅を提案しています。

なかでも約8キロにわたる大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)峡の景観は国指定の名勝。そこにひっそりと佇む大歩危駅が上り列車「しあわせの郷(さと)紀行」の始発駅です。

本格的な観光列車に乗るのは初めてと語る仲間由紀恵さんに、65.5キロの距離をゆっくり走る列車の旅を体験していただきました。

車窓から見える大歩危・小歩危峡は2億年の歳月をかけて四国山地を横切る吉野川の激流の浸食によってつくられた。

[櫻井memo]

四国の真ん中の山あいと峡谷を縫って走る絶景列車。「千年」は千年の歴史に彩られる善通寺や金刀比羅宮に由来。スイッチバックの秘境駅に停車し、景勝地の大歩危・小歩危峡では徐行運転も。大歩危駅のほら貝の歓迎、阿波川口駅の狸さんとの触れ合いも楽しい。

乗車したのは長さ7メートルのベンチソファが車窓に向き、景色を真正面から眺められる2号車「夏清(なつすがし)の章」「冬清(ふゆすがし)の章」。出発から10分もすると列車は橋梁を渡り対岸へ。仲間さんも窓際に移動すると眼前には吉野川と渓谷美が迫ります。

「遮るものもなくこんなに真近で、2億年もの歴史が紡いだ痕跡を見られるなんて、まさに日本再発見の旅ですね。想像をはるかに超えた迫力でした」と仲間さん。

列車は秘境駅・坪尻(つぼじり)駅へと向かいます。

撮影/大泉省吾 スタイリング/十川ヒロコ ヘア&メイク/杉田和人 構成・取材・文/阿部聖子 ※この特集に掲載している各列車の情報は、2026年5月現在のものです。ご利用になる場合は、各鉄道会社のホームページ等で最新の情報をお確かめください。また、料理の内容や盛りつけは時季により変更するものもあります。ご了承ください。

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