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板垣李光人さんが直島新美術館へ。陰影が交錯する、美の巡礼地

2026.05.28

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時代、社会を捉える、アジアの現代美術が勢揃い

日本を含むアジア地域の現代アート作品に触れられる「直島新美術館」。

とりわけ目を引くのは、蔡國強(さいこっきょう)による大迫力のインスタレーション《ヘッド・オン》(2006、下写真)。展示室はこの作品のために設計されたそう。

「開館記念展示-原点から未来へ」より、蔡國強《ヘッド・オン》。99体の狼がベルリンの壁と同じ高さのガラス壁に向かって全力で疾走しては、激突する場面をリアルに表現している。2006年のグッゲンハイム美術館(ベルリン)における個展のために制作された大作。

「安藤さんによるオートクチュールのような空間。作品の “圧” と空間の “濃度” の高さに圧倒されました」と板垣さん。


自らも作品を制作するアーティストとして、現代アートは「同時代を生きる芸術家が、世界をどう捉えているのかを見ることができる面白さがある」と語ります。各展示室に足を踏み入れるたび、驚きの世界が広がります。

「開館記念展示-原点から未来へ」より。インドネシアのヘリ・ドノ、タイのパナパン・ヨドマニーなど、アジアの作家の作品を展示。
「直島新美術館 開館記念展示-原点から未来へ」展示風景、2025 写真/来田 猛

「開館記念展示-原点から未来へ」より。韓国の現代アーティスト、ソ・ドホが、作品構想の過程で訪れた直島の民家を布で再現した作品。
ソ・ドホ《Hub/s 直島、ソウル、ニューヨーク、ホーシャム、ロンドン、ベルリン》 2025 写真/来田 猛

直島新美術館
香川県⾹川郡直島町3299-73
開館時間:10時~16時30分(最終入館16時)
定休日:月曜
入館料:オンライン購入1500円、窓口購入1700円
※2026年5月18日~6月6日は展示替えのため臨時休館

(次回に続く。この特集の記事一覧はこちらから>>

この記事の掲載号

『家庭画報』2026年06月号

家庭画報 2026年06月号

撮影/本誌・坂本正行 取材・文/安藤菜穂子 スタイリング/五十嵐堂寿 ヘア&メイク/信沢Hitoshi (板垣さん衣装)シャツ15万4000円 ポロシャツ21万4500円 ハイネックトップス11万5500円 パンツ23万1000円 ベルト8万6900円 ブーツ20万9000円 ネックレス7万4800円 ブレスレット9万6800円/すべてセリーヌ(セリーヌ ジャパン) ※すべて予定価格

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