〔特集〕ウェルネス温泉新時代「美・活・整」の湯宿へ 世界に誇る日本文化、温泉。日本人は古くから、自然の恵みである温泉を健康維持や治療にも利用してきました。特集では、温泉力の中でも「美肌」「活力」「整い」に注目。温泉の効能と極上の滞在を堪能できる、ウェルネス温泉宿をご紹介します。
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「活」の湯宿
炭酸ガスや硫黄成分の濃い温泉は、体を温める作用もパワフル。血流を促し、全身に栄養を届け、力をみなぎらせます。湯に浸かって温まり、飲泉で内臓の機能を向上、食欲増進。ミネラル豊富な源泉や湧水を使った料理がテーブルに並びます。
「活」の湯宿は疲労を回復し、エネルギーを蓄える充電の地。日常に、溢れる元気を持ち帰りましょう。
世界屈指の炭酸泉を体に取り込み代謝アップ
大丸旅館&ラムネ温泉館[大分 長湯温泉]
左・「大丸旅館」の夕食の一例。豊後牛の蒸籠蒸し、エノハの唐揚げなど。 右・「大丸旅館」の女性用大浴場の半露天風呂。
長湯温泉には2つの特徴があります。一つは、国内最高の炭酸濃度。肌から吸収された炭酸ガスにより全身の血管が拡張し、血液循環が促されます。もう一つは、豊富なミネラル。自律神経を整え、痛みやアレルギー疾患を和らげます。
長湯温泉街の中心を流れる芹川沿いにある混浴露天風呂「ガニ湯」。24時間無料で入浴可能。
なかでも、必須ミネラルであるマグネシウムは、国内屈指の含有量。入浴だけでなく、飲んだり食べたりすることで、さまざまな病気の予防や体調の改善が期待できます。これらの効能の高さには大手製薬会社が古くから注目し、研究が重ねられてきました。そのため、効能や効果は医学的にもお墨付きが与えられています。
湧き出したばかりの温泉を飲むと、胃腸の働きが活発に。
長湯温泉を牽引してきた宿が1917年創業の「大丸旅館」です。
「大丸旅館」の趣のある玄関。
「大丸旅館」の大浴場「テイの湯」。
「大丸旅館」の別館、「藤花楼」の「竹田」客室内。
源泉としては約50度の適温で、炭酸・ミネラルの含有量、湯量ともに抜群。地元の食材を生かした食事もおいしく、朝食には、温泉水を使った「源泉粥」が。
大丸旅館名物の「源泉粥」は食べる温泉浴といわれる。源泉を食べて摂取することで、より活力の向上が期待できる。
長湯温泉 大丸旅館大分県竹田市直入町大字長湯7992‒1
TEL:0974(75)2002
基本料金:1室2名利用で1泊2食付き1名1万8700円~
ご紹介した「竹田」は同2万4200円~
全15室 IN15時/OUT10時
[泉質]炭酸水素塩泉/pH6.4
高濃度の炭酸と、ナトリウム、鉄などのミネラルが多く含まれたにごり湯。炭酸ガスが全身の血流を促し、ミネラル成分がリラックス効果を高めます。
姉妹館である日帰り湯の「ラムネ温泉館」は、湯温と炭酸ガスの含有量のバランスによって、ラムネのように炭酸が泡となって弾ける外湯が大人気。低温ながら、体につく泡を楽しみながらゆっくり浸かると、体がポカポカと温まるという不思議な体験ができます。
「ラムネ温泉館」の外湯。
浸かっていると、体中が炭酸の泡に包まれて銀色に光る。
「ラムネ温泉館」の建物は藤森照信氏による設計。屋根に松が生えている。
ラムネ温泉館大分県竹田市直入町大字長湯7676‒2
TEL:0974(75)2620
営業時間:10時~22時 第1水曜定休(1月と5月は第2水曜)
料金:500円 家族風呂は1時間2000円(現地先着順)
[泉質]炭酸泉(二酸化炭素泉)/pH6.4
1400ppmという日本一、世界有数の高炭酸濃度を誇る炭酸泉。しばらく浸かると全身が銀色の気泡に包まれ、32度と低温ですが、体が芯から温まります。
※サービス料、入湯税、宿泊税などが別途かかる場合があります。表示されている宿泊料金は原則、シーズンの最低料金です(2025年12月5日現在の税込み価格より)。
料理は状況によって食材、盛りつけなど一部内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。(次回に続く。
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