〔特集〕秋色に染まる感動の旅を 紅葉名所の宿へ 野山や森が美しく色づく季節になりました。そんな深まる秋の自然を愛でる、紅葉の旅に出かけませんか。露天風呂から眺める秋色の景色、客室から満喫する色づく山々、近隣の景勝地など、紅葉の名所にある感動の宿を厳選してお届けします。
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御宿 竹林亭── 佐賀・武雄温泉
朝に夕に、絶景に浸る紅葉の楽園

池泉回遊式庭園「御船山楽園」でもとりわけ大池の周辺は紅葉が密集している。夕刻はライトアップされ、鮮やかな景色が水面にも広がる。紅葉のピークは11月中旬。
「庭屋一如」を体現する客室でただひたすら静寂な時間を
1845年、御船山の西麓に28代武雄領主鍋島茂義によって造られた「御船山楽園」。国指定の登録記念物でもある15万坪の敷地内に立つ「御宿 竹林亭」は、名勝を我が庭のように堪能できる唯一無二の宿です。
数寄屋造りの風格ある佇まい。
それぞれにしつらいが異なる11の客室は、すべて庭園と一体となる造りで、細やかなリフォームを重ねながら進化を続けています。
紅葉の季節に人気の一室は「石楠花」。月見台からのパノラミックな景色、小屋風の露天風呂でのひとときは、風流な山荘で過ごしているかのよう。
開放感たっぷりの「石楠花」の主室。
湯浴みをしながらの紅葉狩りならば「山桜」へ。最深部の深さ110センチの露天風呂は立ち湯で楽しむ構造で、視線の先に御船山楽園が広がります。
「山桜」の展望露天風呂。
季節の移ろいを繊細に表す料理もまた秀逸。「素材を引き立てるよう、華美なことをせず、引き算の発想で献立に向き合っています」と語るのは今木和人料理長。
霜月の献立より。右から時計回りに「秋サワラ たけのこ芋 昆布バター」、「車海老の柚子和え」(ともに器は岩永 浩)、「アワビの磯辺フリット」(健太郎窯)。

竹笹が描かれた輪島・奥田志郎の椀には「赤むつ鳴門巻平茸 茗荷 三つ葉」。
地元作家による器に盛り込まれた近郊の山海の幸に舌鼓を打ちながら、名庭での夜は更けていきます。
御船山楽園内の「萩野尾御茶屋」は21時以降、宿泊者限定の「茶屋BAR」に。
御宿 竹林亭(おんやど ちくりんてい)住所:佐賀県武雄市武雄町大字武雄4100
電話:0954(23)0210
料金:1室2名利用で1泊2食付き1名5万7750円〜 ご紹介した「石楠花」は同7万8650円〜、「山桜」は同6万8750円〜(すべてサービス料込み)全11室
時間:IN15時/OUT11時
※サービス料、入湯税、宿泊税などが別途かかる場合があります。表示されている宿泊料金は原則、シーズンの最低料金です。INはチェックイン時間、OUTはチェックアウト時間を表しています。料理は状況によって食材、盛りつけなど一部内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。(
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