アートな街として常に進化を続ける前橋のランドマーク「白井屋ホテル」。
この春、隣接する建物内に、長期滞在も視野に入れた3部屋のレジデンス型客室がグランドオープンしました。
うち2室は今年設立30周年を迎える「minä perhonen(ミナ ペルホネン)」が監修する「ミナ ペルホネン レジデンス」。カーテンやベッドスロー、ランプシェード、オリジナルファブリックを張ったヴィンテージ家具、皆川 明氏によるアートワーク……。まさに「ミナ ペルホネン」尽くしの心ときめく空間です。
森を意味する「metsä (メッツァ)」。ブルーが基調でシックな雰囲気。

客室にはヴィンテージチェアも。さらに食器類もミナ ペルホネン尽くし。
フィンランド語で光を意味する「valo(ヴァロ)」と名付けられた客室はイエローが基調の明るい配色、森を意味する「metsä (メッツァ)」はブルーが基調の落ち着いた配色。客室の仕様は同じですが、2室の雰囲気は全く異なるので気分や好みでお選びください。
光を意味する「valo(ヴァロ)」。イエローが基調のあたたかな雰囲気。

ベッドサイドの照明は、エドワード・バーバー&ジェイ・オズガビーデザインの「Bellhop」。
「レジデンス型」の客室ゆえに、ミニキッチン、ドラム式乾燥洗濯機も完備。また、アナログレコードとプレーヤーもあり、しばし日常から離れて、のんびりと上質な音楽に浸るもよし。朝は清々しい光、夕刻はアンバーな光……時間帯で受ける光によって客室のファブリックが刻々と表情を変える様も美しく、贅沢な気分をもたらしてくれます。
アナログレコードプレーヤーはTRANSPARENTの「Turntable」。レコードも完備。
5月にはホテル隣接の商業施設「ばばっかわスクエア」に、ミナ ペルホネンの新店舗「mina perhonen ovi」の路面店もオープン。韓国の建築家リム・テヒ氏がデザインを手がけています。
さらにこの7月には、施設の屋上に群馬県太田市出身の彫刻家・尾花賢一氏による新作彫刻『ばばっかわ男』が設置されたばかり。うねりのある頭部が印象的な男が、馬場川を泳ぐ魚を狙うように釣り糸を垂らしている姿は、不思議であり微笑ましくもあり。異彩を放つ彫刻は「アートな街」の新たなシンボルになることでしょう。
尾花賢一氏による彫刻作品『ばばっかわ男』が進化する前橋を見守る。

『ばばっかわ男』が屋根に鎮座する「ばばっかわスクエア」。「ミナ ペルホネン レジデンス」は、この建物の上階に新設された。
⽩井屋ホテル
群⾺県前橋市本町2-2-15
TEL:027(231)4618
https://www.shiroiya.com/「ミナ ペルホネン レジデンス」は1泊1室6万3150円~
写真/木暮伸也