〔特集〕名門避暑地の「今」を楽しむ 美食とアートに集う 軽井沢 標高1000メートルの爽やかな空気のもと、喧騒から離れて静かに自然と親しむひとときは、軽井沢ならではの贅沢な時間。その一方で、リラックスしながらさまざまなジャンルの上質なエンターテインメントを楽しめるのも、名門避暑地らしい魅力です。音楽、スポーツ、ファッション、そしてアートと食……カルチャーを軸に豊かな交流が生まれ、世代や職業を超えて繫がる。軽井沢がもたらす心豊かな「夏」へとご案内します。
前回の記事はこちら>>・
特集「美食とアートに集う 軽井沢」の記事一覧はこちら>>>
美味なる「社交場」
レストラン最新案内
信州・軽井沢の土地を愛し、ここに集う人を愛する料理人が開いたレストランで、美味なる夏の思い出作りを。食通たちが今、注目する10軒にご案内します。
腕利きシェフと長野のテロワールを体感
軽井沢、出張料理&ケータリング最前線
出張料理やケータリングを依頼しての集いは、軽井沢でおなじみのスタイルですが、昨今、おいしいもの好きの間で最も注目を集めているのが国内外で経験を重ね、軽井沢で活躍中の敏腕料理人によるプライベートコース。
地元の旬素材や名物食材、ワインなどにとりわけ造詣の深いお二人が表現する長野のテロワールと臨場感ある料理を、極私的空間でたっぷりとお楽しみください。
稀少なナガノワインとのマリアージュコース
出張料理人 三石温士(あつし)
都内で修業後、単身渡仏し、パリなどの各地で料理の研鑽を積んだ三石さん。地元・佐久に戻り、“店舗のないレストラン” として出張料理を行っています。

ご自身で畑仕事もしているだけに、旬の食材へのアンテナはピカイチ。「東信地方の
今を召し上がっていただきます」。
スペシャリテの「新玉ねぎのキャラメリゼ」など、基本は7品前後のコース。

地元の名ワイナリーとのつきあいも深いため、秘蔵のワインコレクションから稀少銘柄が登場することも。
出張料理人 三石温士(あつし)
HP:
https://webnichidou.wixsite.com/troispierres もしくは、インスタグラム
@monsieur0204 から問い合わせ。
コースは全7品前後で1名1万1000円~、別途出張料金1万4300円~、ワインについては応相談。
最低施行料金6万円。2名~。
3日前までに要予約。
日本料理で選りすぐりの県産食材を深掘り
くつかけステイ 中軽井沢
会席料理の間に握り寿司やそばをはさむなど、「くつかけステイ 中軽井沢」のケータリングは、お客様に寄り添う自在なメニューが好評です。

「長野県の食材をテーマにした献立などもご提案しています。たとえば “信州大王イワナ” ならば、お造りやお椀、棒寿司などで幅広く。素材や料理法をお話しすることも多いですね」と統括料理長・福本啓太さん。

日本料理研究会の講師や人気テレビ番組で活躍する旬の料理人の技が目の前で見られます。
くつかけステイ 中軽井沢住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉3294-1
TEL:0267(46)8906
出張料理の問い合わせは、HP:
https://www.kutsukake-stay.jp から。
会席コースは、全8品前後で1名2万円~、別途出張料金1万5000円~。最低施行料金6万円。
2名~8名、15名以上の場合はビュッフェ形式。
1か月前までに要予約。
(次回に続く。
この特集の記事一覧はこちらから>>)