〔特集〕名門避暑地の「今」を楽しむ 美食とアートに集う 軽井沢 標高1000メートルの爽やかな空気のもと、喧騒から離れて静かに自然と親しむひとときは、軽井沢ならではの贅沢な時間。その一方で、リラックスしながらさまざまなジャンルの上質なエンターテインメントを楽しめるのも、名門避暑地らしい魅力です。音楽、スポーツ、ファッション、そしてアートと食……カルチャーを軸に豊かな交流が生まれ、世代や職業を超えて繫がる。軽井沢がもたらす心豊かな「夏」へとご案内します。
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美味なる「社交場」
レストラン最新案内
信州・軽井沢の土地を愛し、ここに集う人を愛する料理人が開いたレストランで、美味なる夏の思い出作りを。食通たちが今、注目する10軒にご案内します。
洗練の鴨料理とそばを一品で
一茶庵 KARUIZAWA(中軽井沢)
早めの夕刻からそば前と地酒をゆるりと味わう、オフタイムならではの贅沢なひとときを叶える一軒。
鴨料理に合わせて厳選した国産茶もおすすめ。手前はプロデューサーを務める菊池博文さん、奥は料理長の湯澤広幸さん。
創業105年の老舗鴨商、東京・築地「鳥上」が、蔵王連峰の麓にある専用農場でのびのびと育てた合鴨「蔵王深山竹炭水鴨」を用いた一品料理と、江戸風のきりっとしたつゆでいただく香り高き手打ちそばが自慢です。
合鴨肉にそば粉をまとわせ、だしに通していただく「鴨しゃぶ鍋」4800円。ねぎは切り方にもこだわりあり。
おすすめは「合鴨炭焼きぶっかけ蕎麦」。のど越しのよい二八そばの上にはむね、もも、つくねの鴨炭火焼がたっぷりのり、もう一献とお酒が進みます。
「合鴨炭焼きぶっかけ蕎麦」2400円。
お隣佐久にある13蔵の地酒とどうぞ。
一茶庵 KARUIZAWA住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉3214-24
TEL:0267(46)9325
営業時間:15時~22時
定休日:水曜・木曜(夏季は木曜)
予算:コース3800円~、一品料理も充実。
支払いはキャッシュレス決済のみ
(次回に続く。
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