〔特集〕名門避暑地の「今」を楽しむ 美食とアートに集う 軽井沢 標高1000メートルの爽やかな空気のもと、喧騒から離れて静かに自然と親しむひとときは、軽井沢ならではの贅沢な時間。その一方で、リラックスしながらさまざまなジャンルの上質なエンターテインメントを楽しめるのも、名門避暑地らしい魅力です。音楽、スポーツ、ファッション、そしてアートと食……カルチャーを軸に豊かな交流が生まれ、世代や職業を超えて繫がる。軽井沢がもたらす心豊かな「夏」へとご案内します。
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美味なる「社交場」
レストラン最新案内
信州・軽井沢の土地を愛し、ここに集う人を愛する料理人が開いたレストランで、美味なる夏の思い出作りを。食通たちが今、注目する10軒にご案内します。
花と緑の園に生まれた美食基地
vase(追分)
30年にわたり、軽井沢で季節の花がもたらす豊かな暮らしを提案する「フラワーフィールド」。追分と御代田町の境に開いた複合施設の一角に東麻布のイノベーティブフレンチ「クローニー」とコラボレーションするレストランが密やかにオープンしています。
パーティにも向く広々とした空間が夜はレストランに。臨場感たっぷりのオープンキッチンは舞台のよう。
シェフを務めるのは岡田卓也さん。「敷地内の林や川には生き生きとした野草や花々が存在し、ごく身近な場所も食材の宝庫。志願して軽井沢に移って1年が経ちますが、同じ志をもつ料理人や生産者とも少しずつ繫がりができ、この地で料理をする手応えを感じています」と目を輝かせます。
岡田卓也シェフ。
野趣溢れる食材に向き合いつつも、料理は緻密でエレガント。
カリカリの煎餅にした骨と尾を挟み、そば粉をまぶして揚げた鮎の一品。内臓と佐久古太(こだい)きゅうりを用いたタルトを添えて。
時にはテラスで食材を藁焼きするパフォーマンスを行うなど、心躍る演出も。
藁の香りを纏わせた鹿のローストは、塩をまぶして熟成させた「こもろ布引いちご園」のいちごとともに。
1日3組、10名のみのゲストが体験できる美食の小劇場は日々進化しています。
生地に米粉やココナッツオイルを使い、ヴィーガンに仕立てたデザート「ブルーベリーのタルト」。
ベース住所:長野県北佐久郡御代田町馬瀬口1604-3 GATE FLOWER FIELD「the barn」内
TEL:0267(41)0126
営業時間:17時~19時30分(LO)
予算:コース1万7600円
不定休
1日3組限定 3日前までに要予約
(次回に続く。
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