町や島を巡りながら多彩なアートを鑑賞。2025年は瀬戸内国際芸術祭も開催

【瀬戸内のアート、最新案内】

瀬戸内国際芸術祭2025

栗林 隆《伊吹の樹》

2010年に初開催された、瀬戸内の島々を舞台に3年に一度開催される芸術祭。開催期間は107日間、開催地は香川県と岡山県と、国内最大規模。アジアを中心に世界中から作品が集い、案内ボランティアの人々も国際色豊かです。

瀬戸内国際芸術祭2025
開催地：香川県・岡山県の瀬戸内海の島々
夏会期：2025年8月1日～8月31日
秋会期：2025年10月3日～11月9日

鑑賞料：一般5500円（オールシーズンパスポート）ほか
URL：https://setouchi-artfest.jp/

下瀬美術館

丸井産業を創業した下瀬家のコレクションを保存・展示する美術館。坂 茂氏の設計により2023年に開館し、2024年にユネスコのヴェルサイユ賞で「世界で最も美しい美術館」に選定。可動式展示室が輝く夕刻の美しさが評判です。

下瀬美術館
住所：広島県大竹市晴海2-10-50
TEL：0827（94）4000
開館時間：9時30分～17時（入館は16時30分まで）
休館日：月曜（祝日の場合は開館）
入館料：一般2000円（展覧会によって異なる）
URL：https://simose-museum.jp/

直島新美術館

©Tadao Ando Architect & Associates

2025年5月31日に開館した、ベネッセアートサイト直島における安藤忠雄氏設計10番目になるアート施設。2025年は、開館を記念してアジア地域出身の12名のアーティストによる大規模な展示を開催しています。

直島新美術館
住所：香川県香川郡直島町3299-73
TEL：087（892）3754（福武財団）
開館時間：10時～16時30分（入館は16時まで）
休館日：月曜（祝日の場合は翌日）
入館料：一般1700円（オンライン購入の場合は1500円）
URL：https://benesse-artsite.jp/nnmoa/

ひろしま国際建築祭2025

写真／鈴木研一　写真提供／神勝寺

2025年からスタートする、建築をテーマとした3年に一度の芸術祭。記念すべき第1回は、建築界のノーベル賞と呼ばれるプリツカー賞を受賞した日本人建築家9名と丹下健三自邸復刻を中心に、トークイベントや展示が行われます。

ひろしま国際建築祭2025
開催地：福山エリア、尾道エリア
会期：2025年10月4日～11月30日
鑑賞料：一般予価3000円（3日間パスポート）ほか
URL：https://hiroshima-architecture-exhibition.jp

（この特集の記事一覧はこちらから＞＞）