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町や島を巡りながら多彩なアートを鑑賞。2025年は瀬戸内国際芸術祭も開催

2025.07.08

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〔特集〕[香川・岡山・広島・愛媛]初夏の海街へ 瀬戸内ブルーに涼を求めて 瀬戸内にはいくつもの「特別」があります。穏やかな海に島々が浮かぶ大らかな絶景、取れたての夏の美味、人気ホテルの眺めのいい部屋、神宿る清浄なるパワースポット……。たくさんの魅力の中から、厳選してお届けします。俳優・松下奈緒さんの倉敷美観地区の旅もお楽しみください。前回の記事はこちら>>

特集「瀬戸内ブルー」の記事一覧はこちら>>>

瀬戸内アートの旅

現代アート、日本画、国宝……“芸術の楽園” 瀬戸内より、編集部が厳選した注目のアートスポットをご紹介します。

巨大な壁画とオブジェが迎える、丸亀駅前の憩いのアート空間
MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館【香川 丸亀】

1902年香川県に生まれ、国際的に活躍した画家、猪熊弦一郎が存命中の1991年に開館。作品の寄贈とともに、自身の作品だけでなく広く現代アートを紹介する美術館に、という猪熊のリクエストを叶えるかたちで丸亀市が設立。



美術館の設計は谷口吉生。アートエリアとしての香川県の先駆けとなりました。

写真/増田好郎

MIMOCA 丸亀市猪熊弦一郎現代美術館
住所:香川県丸亀市浜町80-1
TEL:0877(24)7755
開館時間:10時~18時(入館は17時30分まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌日)
入館料:一般300円(企画展は別料金)
URL:https://www.mimoca.jp

“平山ブルー”の原点は愛する故郷・瀬戸内の海
平山郁夫美術館【広島 生口島】

平山郁夫が生まれ、少年時代を過ごした生口島に1997年オープン。所蔵する約1200点の平山作品を展示する美術館です。所蔵作品には1999年の瀬戸内しまなみ海道開通を記念して描いた水彩素描「しまなみ海道五十三次」があり、平山がスケッチした各ポイントには、その絵を陶板に焼きつけたオブジェが設置されています。

《天かける白い橋 瀬戸内しまなみ海道》(2000)


平山郁夫美術館
住所:広島県尾道市瀬戸田町沢200-2
TEL:0845(27)3800
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:無休(臨時休館あり)
入館料:一般1000円
URL:https://hirayama-museum.or.jp

文/安藤菜穂子

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