安藤忠雄氏の名建築がホテルに。数々のアートと出合える美術館のような一面も

〔特集〕［香川・岡山・広島・愛媛］初夏の海街へ　瀬戸内ブルーに涼を求めて　瀬戸内にはいくつもの「特別」があります。穏やかな海に島々が浮かぶ大らかな絶景、取れたての夏の美味、人気ホテルの眺めのいい部屋、神宿る清浄なるパワースポット……。たくさんの魅力の中から、厳選してお届けします。俳優・松下奈緒さんの倉敷美観地区の旅もお楽しみください。前回の記事はこちら＞＞

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瀬戸内ブルーに染まる極上のステイを
瀬戸内リトリート 青凪 by 温故知新【愛媛 松山】

緑濃い山あいから海と空に向けて真っすぐに伸びるインフィニティプール。元々は一部のみ美術館として公開されていた安藤忠雄氏の設計によるこの印象的な建物がホテルとして開業したのは、2015年のこと。

10周年を迎える2025年、館内のアートコレクションが一新され、まるで美術館に滞在するかのような体験がより鮮やかになりました。

メゾネットタイプの「THE AONAGI スイート」。2層分の窓にダイナミックな景色が広がる。屋外プールは7月～8月に遊泳可能。一年中利用できる室内温水プールや温泉ジャグジーも。

加えて、滞在中常に目を楽しませてくれるのが、雄大な景色。ことに夕刻の美しさは、息をのむほどです。

「4ベッドスイート」のリビングルーム。

館内のそこここで発見できる打ち放しのコンクリート壁に落ちる光も、安藤建築の魔法によるアートの一部。

「スパスイートルーム」。みかんやレモン、文旦など瀬戸内の恵みを使ったトリートメントも受けられる。

瀬戸内の恵みを存分に生かした和食のディナー、朝食とともに、滞在そのものが極上のアート体験となるでしょう。

地元で取れた旬の魚のしゃぶしゃぶをはじめとする、地場産の食材を豊富に使用した朝食。炊きたての愛媛県産米のご飯とともに。

瀬戸内リトリート青凪 by 温故知新
住所：愛媛県松山市柳谷町794‒1
TEL：089（977）9500
1室2名利用で1泊2食付き1名5万6700円～、「THE AONAGI スイート」は同11万2266円～、「4ベッドスイート」は同6万1425円～（すべてサービス料込み）
オールスイート全7室　IN 15時／OUT 11時
スパトリートメント「ALL THAT SPA SETOUCHI」の営業時間：10時～22時

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