〔特集〕[香川・岡山・広島・愛媛]初夏の海街へ 瀬戸内ブルーに涼を求めて 瀬戸内にはいくつもの「特別」があります。穏やかな海に島々が浮かぶ大らかな絶景、取れたての夏の美味、人気ホテルの眺めのいい部屋、神宿る清浄なるパワースポット……。たくさんの魅力の中から、厳選してお届けします。俳優・松下奈緒さんの倉敷美観地区の旅もお楽しみください。
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4代通う家族も多い 地元に愛される町のフレンチ
AUBERGE de OISHI(オーベルジュ・ドゥ・オオイシ)【香川 高松】
瀬戸内海を眼下に望む屋島に佇むフレンチレストラン。ランチとディナーで、旬の味覚を味わう2つのコースを用意して、ゲストを迎えます。
山小屋風のレストラン。
「目指すのは、地元の食材を生かして、素材の魅力を引き出したひと皿。27年間、あくまで町場のシェフとして地元の人たちに愛される料理を、日々丁寧に作っています」と大石正邦シェフ。
メインで供されることもある、希少な瀬戸内海産黒あわび。ワインで蒸した後、酸味が爽やかなすだちをたっぷり絞った焦がしバターソースをかけている。
メニューを彩るのは、瀬戸内の海の幸と近隣で採れた鹿や無農薬野菜、自家畑で育てた野菜や果実。それらを親しみやすく仕上げた味わいを求めて、4代通い続ける家族も少なくありません。
メインには、東かがわ五名の夏鹿を絶妙な火加減で焼いた風味の高い一品も。
2005年よりシェフの夢であった宿泊棟も併設。ここを目当てに高松へ旅する人もいるほど、非日常を満喫できる隠れ家として人気を集めています。
宿泊用のヴィラは5つ。天井が高く、テラスでの朝食が心地よい。
オーベルジュ・ドゥ・オオイシ住所:香川県高松市屋島西町65
TEL:087(843)2235
営業時間:11時30分~13時、18時~19時30分(ともにLO)
定休日:月曜・火曜
コースは昼5500円、8250円。夜1万2100円、1万4300円 要予約
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