〔特集〕ウェルネス・ステイを叶える極上ホテルで癒やしの夏休み
猛暑のもとでの忙しない日常から、しばしエスケープ。温かなホスピタリティのもと、心と体を解放し、整え、明日への活力をもたらすリゾートにご案内します。
進化を続けるラグジュアリー・リゾート
[エスパシオ]
Vol.2 エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍
(神奈川・箱根)
江戸時代に蔦屋重三郎が刊行したとされる箱根の温泉ガイド『七湯の枝折(ななゆのしおり)』にもその名が見られる箱根・堂ヶ島温泉。約700年前に名僧が発見したこの温泉は、今も渓谷の川底からこんこんと湧き続けています。
その由緒ある名湯を唯一味わえる「エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍」は、2024年夏にオープン。渓谷に寄り添うように9棟の客室棟が建つ風景は、どこか別世界のような穏やかな空気に包まれています。
国道1号線沿いにあるアッパーレセプションから宿泊エリアまでは渓谷電車(モノレール)で降りていく。約5分の小さな旅が非日常へと誘う。
客室でまず目を奪われるのは、宿のために制作されたオリジナルの現代アート。
緻密な組子細工が飾られた客室「結」、左官職人のエネルギッシュな造形が彩る客室「大地」など、今をときめく作家の作品を間近で見られるのは宿泊者だけの特権です。
客室「結」はバリアフリー。宿名にもなっている「麒麟」「鳳凰」「亀」「龍」が組子細工で描かれた「地平天成」、「赤富士」のアートピースを据えたモダンな空間。組子職人の塩澤正信作。

ベッドルームから繫がるテラスには、左手に露天風呂、右手にはプールも。
そしてこの空間で、旬が息づく繊細な日本料理をいただけるのも心弾むひとときです。小田原港から届いたばかりの金目鯛や鯛、真鶴からの新鮮なあわびやわかめなど、ベテランの料理長が厳選する食材が、美しい一皿となって次々に登場します。世界的なソムリエがセレクトした日本酒もぜひご一緒に。
夏の夕食の献立から。本日のお造りは、金目鯛・鯛・まぐろ。豊富な種類の魚が揚がる小田原港から直送される。

地の鯵のちまきずし、新じゅん菜とうすい豆、伊勢海老・ひさご卵などを盛り込んだ季節感溢れる「八寸」。
渓谷からの涼やかな風の中、美酒、美食、そして名湯に浸りきる──、大人の夏休みにこそふさわしい一軒です。
エスパシオ 箱根迎賓館 麟鳳亀龍神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下72
電話 0460(87)9200
URL:
https://houoh.jp/[基本料金]1室2名利用で1泊2食付き1室30万円~、ご紹介した「結」は同40万円~
※明日は「名古屋観光ホテル 特別フロア エスパシオ」(愛知・名古屋)をご案内します。