国内
2022/05/31
絶景の開運スポットへ 第12回(全23回) 地理風水師・御堂龍児(みどうりゅうじ)さんがすすめるパワースポットを中心に、その言葉を織り込みながら絶景を楽しみ、湯に浸かり、大地の恵みをいただく“開運旅”へ、ご案内します。前回の記事はこちら>>
竹生島→長浜→近江八幡
人々が親しみを込めて“うみ”と呼ぶ琵琶湖。滋賀県の6分の1の面積を占める雄大な湖は、古より人々の生活の礎となっています。独自の生態系を築く湖の幸、美しい水で育まれる地産食材、進化する発酵文化。琵琶湖の豊かな恵みをいただき、穏やかな水の力を五感で味わう。心と体にじんわりとエネルギーが満ちる旅に出かけましょう。
見晴らし抜群の高台でピクニック気分を楽しむことも可能。
琵琶湖国定公園内に4万坪の広大な敷地を持つ「ロテル・デュ・ラク」は、遮るものなく竹生島を眺められる湖畔のホテル。
本館の「ラグジュアリースイート」(80平方メートル)。
ここで大切にしたいのは、「ゆっくり眺めることで竹生島とつながる時間」(御堂龍児さん)です。
絶景と並ぶ大きな魅力が、4月にオープンしたイノベーティブレストラン「SОWER(ソウアー。英語で種をまく人の意)」。オープンキッチンで指揮を執るのは、三つ星店で研鑽を積んだアメリカ人シェフ、コールマン・グリフィンさんです。
右から、スーシェフの吉田将吾さん、総料理長のコールマン・グリフィンさん、サービスマネージャーのキャシー・ジオンさん。
琵琶湖にひと目ぼれしたという彼は、地元湖北地方を中心に多くの生産者を訪ねて食材を研究し、メニューを考案。
「おいしいのはもちろん、好奇心を刺激する料理を提供したい」と語ります。季節で移り変わる湖の景色と湖北キュイジーヌを味わいに、折々に通いたいホテルです。
琵琶湖産いわなの卵を使った目にも鮮やかなひと皿。コースは15品1万6500円。
滋賀県長浜市西浅井町大浦2064
TEL | 0749(89)1888 |
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1室2名利用で1泊2食付き
1名4万1580円~ IN15時/OUT12時
レストランのみの利用も可能(要予約)
尋龍点穴(じんりゅうてんけつ)法ができる日本唯一の風水師として高い評価を受け、活動の場は台湾、中国の福州・深圳にまで広がる。「大自然の流れの中の風水」を信条に、本来的な開運法を紹介。主宰する山川哲学委員会では、四柱推命の伝授にも注力。『風水龍脈ツアー』(国書刊行会)など著書多数。
01 絶景の開運スポットへ
06 シャクヤクの花畑へ。約160種、2000株が咲く「手づくり村 鯉艸郷」
09 龍脈につながる岬は、まさに伝説の龍そのもの!「石廊崎」
12 「ロテル・デュ・ラク」絶景と、“湖北キュイジーヌ”を楽しむ
取材協力/御堂龍児
撮影/本誌・坂本正行 取材・文/清水千佳子
『家庭画報』2022年6月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。
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