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自然の中の絶景の湯!2022年1月オープンの北海道・白老温泉「界 ポロト」へ

心癒やす温泉宿 第4回(全17回) 今、行くとしたら、どこの温泉宿なのか。温泉宿ウォッチャーの意見を伺いながら、これまでの湯宿取材と併せ、改めて真剣に考えてみました。前回の記事はこちら>>

界 ポロト(北海道 白老温泉)

界 ポロト(北海道 白老温泉)

ポロト湖との限りない一体感が味わえる、大浴場「△(さんかく)湯」の露天風呂。天然の化粧水ともいわれるモール温泉は、わずかにとろみのある優しい肌ざわりだ。

自然の中の絶景の湯

頰をなでる爽やかな風、木々に遊ぶ鳥たちのさえずり…。四季折々、自然環境が織り成す一期一会の景色を眺めながら名湯に浸るひとときこそ、心身を解きほぐす「最高の贅沢」です。2022年1月開業の白老温泉「界 ポロト」をはじめ、お風呂からの絶景に一興ありの宿を訪ねます。

湖畔の湯小屋で浸る、モール温泉

界 ポロト(北海道 白老温泉)

暖炉がゲストを迎えてくれるロビー。とんがり屋根の湯浴み小屋の佇まいも美しい。

大自然とアイヌ文化の美に触れる

淡い珈琲色の温泉が、あたかも湖に溶け出しているよう。「界 ポロト」のとんがり屋根の湯浴み小屋の露天風呂に身を沈めると、おおらかな湖に抱かれるような安らぎを覚えます。周囲の葦がさわさわと揺れ、湖面には野鳥の遊ぶ姿が。湯浴みをしながら北国の静かな冬景色を五感で味わえるとは、なんと贅沢なことでしょう。

独特の色合いをたたえる温泉は、北海道遺産にも選ばれているモール温泉で、植物由来の有機物を含むもの。地層の中に葦などの野草のエキスが溶け出した、美肌効果もあるといわれる名湯です。

ポロトとは、アイヌ民族の言葉で“大きな湖”の意味。湯浴み小屋はもちろん、館内のどこにいても目の前には刻々と表情を変える湖が広がります。アイヌ民族が暮らす「チセ」(家)から着想を得た客室も、もちろんポロトビュー。さりげなくあしらわれた白樺の丸太、アイヌ文様がモチーフのインテリア、そして湖の向こうの樽前山のユニークな姿が情緒ある北国にいることを感じさせてくれます。

界 ポロト(北海道 白老温泉)

ここ白老は、かつてアイヌ民族の集落があった地。ライブラリーにはアイヌ文化の書籍も並ぶ。

冬に北海道を訪ねるべきもう一つの理由は、新鮮な海の幸が彩るディナーにもあります。特別会席のメイン料理は、昆布をベースとしたブイヤベース風の「毛ガニと帆立貝の醍醐鍋」。

界 ポロト(北海道 白老温泉)

ディナーの「毛ガニと帆立貝の醍醐鍋」。

大ぶりな魚介の味わいはもちろん、うまみがたっぷりと溶け出したスープにも心和むことでしょう。料理も湯も眺望も。2022年1月開業の「界 ポロト」にはオンリーワンの楽しみがいっぱい。新千歳空港から車で1時間弱というアクセスのよさもまた、魅力です。

下のフォトギャラリーから詳細をご覧いただけます。

Information

界 ポロト

北海道白老郡白老町若草町1-1018-94

  • 1室2名利用時で1泊2食付き1名2万8000円~ ご紹介した「□の間 特別室」は同4万5000円~(いずれもサービス料込み)全42室 IN15時/OUT12時

撮影/大泉省吾 取材・文/露木朋子

※入湯税や宿泊税などが別途かかる場合があります。表示されている宿泊料金は原則、シーズンの最低料金です。INはチェックイン時間、OUTはチェックアウト時間を表しています。料理は状況によって食材、盛りつけなど一部内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

『家庭画報』2022年2月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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