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自然の円形劇場を思わせる「ピアノ・グランデ」。絵画のような圧倒的なスケール感

「心に響くイタリアの絶景」第6回(全7回) 初めてイタリアを訪れたとき、だれもが衝撃を受けたのではないでしょうか。栄華を誇ったローマ帝国時代からの歴史的建造物、ルネサンス発祥の地ならではの芸術文化、ダイナミックな自然とそこに共存する小さな村と人々の営み……。一度目にしたら忘れられない、ふたたび訪れることを思い願う、イタリアのとっておきの“絶景”へご案内します。前回の記事はこちら>>

アペニン山脈の麓に広がる自然の円形劇場のよう

ピアノ・グランデ

ピアノ・グランデ
イタリア中部、ウンブリア州。標高1500メートルの高地にぽっかりと拓けた、かつて噴火湖だったピアノ・グランデ(大平原)。大平原は5月末から7月の、パッチワークのような色とりどりの花畑と、広大なレンズ豆畑の景色で知られる。神秘的な霧は一年を通して早朝に出現することが多い。ピアノ・グランデの中央にあるカステルッチョ村は、2016年、イタリア中部大地震で甚大な被害を受け、現在も復興の途上にある。写真は地震直前に撮られたもの。 Julian Elliott Photography/Getty Images

「まるで絵画のような圧倒的なスケール感です」有元葉子さん(料理研究家・エッセイスト)

ウンブリアの宝、世界一美味しいといわれるレンズ豆、“lenticchia di castelluccio”の産地です。山肌に広がる緑の豆畑、厳しい冬の宇宙的風景、霧の海に浮かぶカステルッチョの村。いつ行っても息をのむ絶景です。

有元葉子(料理研究家・エッセイスト)
東京・田園調布で「STUDIO281」を主宰。料理教室やワークショップを行うほか、暮らしまわりのセレクトショップを併設。テレビの料理番組出演、著書多数。イタリアにも家を持ち、一年の半分をイタリアで過ごす。

『家庭画報』2020年11月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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