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NYのアートシーンを牽引する街、ブルックリンへ。アーティストも通う個性派ギャラリーは?

2019.09.19

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9月の都通信
秋、散策を楽しむ

都(MIYAKO)通信 今世界の都では何がHOTなの――?! 毎週木曜&金曜日は、東京・京都・金沢・パリ・NY・ハワイの6都市から、現地特派員が最旬ニュースをお届けします。木曜・金曜更新。都通信記事一覧へ>>
ニューヨークのギャラリー「ロリモト」の展示風景

ニューヨークのアート好きの間で話題のギャラリー「ロリモト」。©Stan Narten

ブルックリンで話題沸騰。個性派アートに出合える気鋭のギャラリー3軒


(NY特派員:長谷川安曇)


ニューヨークのギャラリー街といえば、マンハッタンの南西に位置するチェルシー地区が有名ですが、近年では地価の高騰に伴い、ロウアーイーストサイドやブルックリンに居を構えるギャラリーが増えてきました。

特にブルックリンにはアーティストが多く暮らし、小さいながらも精力的なギャラリーが続々とオープンしています。チェルシー地区のように大御所アーティストの作品の展示はあまりありませんが、若手や新進気鋭のアーティストの作品に触れられる楽しい機会に溢れています。

今回はブルックリンのエリアごとに、素敵なギャラリーを3軒ご紹介します。

1.ロリモト




現在展示中のラウラ・ラッピの個展の様子。真っ黒に塗られた木材とコンクリートをつなげた彫刻のほか、彫刻を燃やす経過を撮影した写真も展示している。©Stan Narten

アーティスト夫妻が厳選したモダンアートが勢揃い


ブルックリンとクイーンズの境界にあるエリア、リッジウッド。新しいレストランや、アートや音楽の施設が続々とオープンし、今NYで非常に注目度の高い場所です。

「ロリモト」は、オーナー夫妻の自宅を改造したギャラリー。オーナー夫婦はともにアーティストで、家族で上の階に住み、地上階(日本の1階にあたる)をギャラリーとして運営しています。

ニューヨークのギャラリー「ロリモト」の内観

ギャラリーの名前は、オーナーの松本ナオさんと妻のローリー・カークブライドさんの名前を掛け合わせて考案された。2013年にオープンして以来、さまざまなアーティストの作品を発表。

現在展示しているのは、フィランド出身のアーティスト、ラウラ・ラッピの個展「ノーウェア、エニウェア、エブリウェア」。木を重ね合わせた彫刻と写真を展示しています。2019年9月22日(日)までです。

Lorimoto


16-23 Hancock St. Ridgewood, NY 11385
電話 なし
営業時間 14時~17時
定休日 月曜~金曜
http://www.lorimoto.com
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