麗しの宮殿ホテルに魅せられて インド 至高の旅へ 第4回(全13回) 世界中のラグジュアリーな旅を経験し、本物を知る人たちが行き着くのがインドの地。偉大なる王、マハラジャが贅を尽くした宮殿ホテルで、これまでにない滞在を堪能できるからです。その絢爛たるインドと縁が深い、ジュエリーデザイナーの松下聖子さんにご案内いただきました。
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Agra(アーグラ)
タージ・マハルが輝く世界遺産の街

16世紀から約300年にわたり繁栄を極めたムガル帝国。17世紀に第5代皇帝シャー・ジャハーンが亡き妃、ムムターズ・マハルへ捧げたアーグラの「タージ・マハル」は白亜の霊廟として知られ、世界遺産に登録されている。22年余の年月と約2万人の職人を投じて完成させた。シンメトリーの美と、総大理石の外壁や棺を彩る宝石の象嵌細工が見事。

タージ・マハルの眺望を目前に楽しむ
ジ・オベロイ・アマルヴィラス [アーグラ]
世界遺産のタージ・マハルをはじめ、アーグラ城や古代都市ファテープル・シークリーなどムガル帝国時代の素晴らしい建築が残るアーグラ。「ジ・オベロイ・アマルヴィラス」は、その旅の拠点として最もふさわしいといえるでしょう。
タージ・マハルまで600メートルの近さのため、全客室からその優美な姿を独り占めできる贅沢。テラスで、ルームサービスの朝食やアフタヌーンティーを優雅に味わえるのは宿泊者ならではの特権です。タージ・マハルの入り口までホテルカートで送迎してもらえるサービスを利用することができます。
伝統的なムガル宮殿に着想を得た壮麗なホテル

タージ・マハルから最も近いホテル「ジ・オベロイ・アマルヴィラス」。ムガル帝国の様式美を現代に甦らせた宮殿のような内装や、階段上に造られたガーデン、プールが往時の面影を伝える。いたるところから、タージ・マハルの姿を望むことができるのも魅力。

ホテル内では、この地域の特徴を写した特注のサリーを身につけたスタッフが迎えてくれる。「ナマステ」と手を合わせて、温かな微笑みとともに歓待。

テラスではドラマティックな夕景を目にできる。
中庭は、早朝や夕方の散策がおすすめ。時間帯を変えて訪れると違った趣に出合うことができます。とくに夕暮れ時になると徐々に明かりが灯り、幻想的。毎夕17時からは、雨天以外は奥のテラスで伝統的な舞踊が披露され、部屋のテラスから眺めるのもおすすめ。
1階にあるテラスは宿泊せずとも利用可能。

「バルコニー付きプレミアルーム」のベッドルーム。(1室2名利用で1泊1室4万5000ルピー~)。

タージ・マハルが迫る絶景を満喫できる客室のテラスでのアフタヌーンティー。客室でのルームサービスは、1名5500ルピー。飲み物は紅茶やスパークリングワインなど別途オーダーできる。
ムガル帝国のレシピを堪能
ムガル帝国の威容にひたるなら、ディナーは、ホテル内にあるレストラン「エスファハン」へ。ムガル帝国皇帝の厨房から受け継がれてきたレシピを再現した料理を現代的にアレンジしたメニューの数々が味わえる一軒です。ムードのある室内で、伝統音楽の生演奏とともに、しばし皇帝たちの食卓を彩ったメニューを心ゆくまで楽しんで。
レストラン「エスファハン」では伝統音楽の生演奏を聴きながら、食事を楽しめる。「ゴア産えびのかまど焼き」3250ルピー。

金箔で美しく飾られた「ヤギのケバブ」3000ルピー。
ロビーにあるムガル帝国風の美術品が見どころのラウンジで、ティータイムを過ごす食体験も人気。

ホテル内には、インドの精緻な手仕事で作られた工芸品を扱う専門店が並ぶショッピングアーケードが。インドならではの「ペーパーマッシュ」はお土産にも喜ばれる。ペーパーマッシュはカシミール地方の特産品で、名前の通り、紙を重ねて作るものだが、木製のようにしっかりと固いのが特徴。職人が美しいハンドメイドを施して完成する。食卓に置くトレーやコースター、キャンディなどを入れておきたいボックスなどが揃う。
THE OBEROI AMARVILAS‚ AGRA
Taj East Gate Road, Agra 282001, India
1室2名利用で1泊1室3万5000ルピー~(朝食込み、税別)
宿泊の予約はTEL:+91 56222 31515
reservations@oberoigroup.com
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(次回へ続く)
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