麗しの宮殿ホテルに魅せられて インド 至高の旅へ 第7回(全13回)世界中のラグジュアリーな旅を経験し、本物を知る人たちが行き着くのがインドの地。偉大なる王、マハラジャたちが贅を尽くした宮殿ホテルで、これまでにない滞在を堪能できるからです。その絢爛たるインドと縁が深い、ジュエリーデザイナーの松下聖子さんにご案内いただきました。

ボートで渡る白亜の離宮。ピチョラ湖に佇む「タージ・レイク・パレス」へ
ラージャスターン州最大級の宮殿群「シティ・パレス」が佇む、ピチョラ湖に浮かぶ「タージ・レイク・パレス」。1746年に、メーワール王国のマハラナ(君主)ジャガット・シン2世が避暑地として造った水上の宮殿です。ウダイプルを代表する建築で、映画『007』の舞台にもなりました。
ホテルへは、湖畔からボートで5分ほど。一歩足を踏み入れれば、代々続く職人たちの手入れが行き届いたモザイク装飾や、家具の豪奢さに目を奪われます。客室のベッドカバーや壁の細工など贅を尽くした意匠がいたるところに見られ、別世界で王族たちの気分を味わえます。
夕日の名勝地として有名な湖の都・ウダイプルでは、夕暮れ時にボートに乗って湖上をクルーズすることをおすすめします。総白大理石の建物が多く、「ホワイトシティ」の別名もあるため、白亜の建物を暮れゆく夕日がオレンジに染める様子はなんともロマンティックです。ホテルでは、この清らかな白さを保つため、鳥がフンを落とさないように旗で追い払う専門の職業もあるほど。

ウダイプルは、東洋のヴェネチアとも称されるロマンチックな湖畔の街。

ウダイプルの湖上に浮かぶ、かつて王室の夏の離宮だった「タージ・レイク・パレス」には、湖畔の桟橋からホテルのボートで上陸。到着すると大きな日傘を持ったドアマンが出迎え、空からはバラの花びらが舞うという演出が。美しい歓待が心に残る。
湖畔にある専用ボート乗り場からホテルへ5分ほどの船旅。

噴水や壁画、鮮やかな花壇、ブランコのある中庭。

オールデイダイニング「ジャロカ」は、朝食から湖のパノラマビューを楽しめる特等席。

「サルヴァ・リトゥ」スイート(1泊2名利用で1泊1室31万ルピー~。税別)。内装にはムガル様式とメーワール王国の伝統が息づく。

湖に面したスイートルームの一例。エレガントなインテリアが心地よい。

客室には、インドらしいしつらいや置き物が随所に。

湖に面したバスルームを持つ客室も。
ディナーだけ扉を開くインド料理レストラン「ニールカマル」。王宮の雰囲気が漂う空間で、伝統的なウダイプル料理を楽しめる。

インド版小さなコロッケのような料理で、下のトマトソースと絡めていただく。「ビートルート アンド ピーナッツ バター ティッキ」1450ルピー。

ラジャスタンの伝統的なラムカレー「ラール・マース」2050ルピー。

ラジャスタンでは、料理を頼むとチャツネと呼ばれるフルーツや野菜の付け合わせがついてくる。料理と一緒に味わったり、パパダム(写真右)と呼ばれる豆の薄焼きクラッカーのようなものにつけて食べてもおいしい。

スパもヨットの個室で受けることができる。

中庭を取り巻く回廊の美しさも印象的。

ロビーから奥に入ると中庭があり、夜にはゲストに伝統的なダンスが披露される。

中庭のダンスは美しい衣装も見どころ。
TAJ LAKE PALACEP.O.BOX No.5, Lake Pichola, Udaipur, Rajasthan 313001, India
1泊2名利用で1泊1室9万1000ルピー~(税別)
宿泊の予約はTEL:+91 2266011825 reservations@ihcltata.com
(次回へ続く。
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