第1回 世界のセレブリティが集う五ツ星ホテル
「オテル・ド・パリ・モンテカルロ(Hôtel de Paris Monte-Carlo)」(モナコ公国)
家庭画報ドットコム部員が、おもに撮影や仕事で訪ねた国内外の名ホテル・名旅館から選りすぐりをご紹介する新連載。第1回は、モナコ公国が誇るラグジュアリーホテル、「オテル・ド・パリ・モンテカルロ(Hôtel de Paris Monte-Carlo)」です。モンテカルロの街の中心、映画や国際的なフェスティバルの会場としても知られる「カジノ・ド・モンテカルロ」の向かいに、海に向かって立つ白亜の宮殿。それが「オテル・ド・パリ・モンテカルロ」。こちらを訪れたのは2年前。某ハイジュエリーのイベントがモナコで行われた時でした。
壮麗な宮殿を思わせる「カジノ・ド・モンテカルロ」(左)と「オテル・ド・パリ・モンテカルロ」。
「これまでにつくられたすべてのものを超えるホテルを」という夢を掲げた大富豪が、当時のシャルル3世の支援を受けて造ったという1894年創業のホテルは、多くの王侯貴族、ハリウッドスター、文化人たちを迎えてきました。2019年の改装後も、ベル・エポック様式を基調とした建築、随所に置かれたアートや重厚な内装で、まるで宮廷文化の残る時代にタイムスリップしたかのような印象を留めています。
ホテルのシンボルであるブロンズのルイ14世像が置かれたロビー。© MONTE-CARLO Société des Bains de Mer
しかし、ここの一番の魅力はなんといっても海側の部屋のテラスからの絶景。青く明るい地中海がパーッと開け、眼下にはF1モナコグランプリでもおなじみのヨットハーバー、対岸の崖の上には、今もモナコ公国の皇族がお住まいの宮殿が望めるという最高のロケーション。まさに絵葉書のような風景とはこのことです。


© MONTE-CARLO Société des Bains de Mer

私の滞在したお部屋はエレガントで落ち着いたインテリア。到着するとテーブルの上には、ホテルからのメッセージカードと花、冷えたウェルカムシャンパン&チョコレートが迎えてくれました。
客室は、クラシックなタイプからモダンなスイートまで様々なバリエーションがあるそう。こちらは、ホテルのシグニチャー、「プリンセス・グレース・スイート」の扉。
仕事で行くと残念ながらゆっくり寛ぐ余裕はないので、早朝撮影のない日はせめて少し早起きをして、朝食を楽しむことにしています。このときも海に面したテラスレストランで贅沢な朝のひとときを過ごしました。

このときは体験できませんでしたが、アラン・デュカスによる三ツ星レストラン、「ル・ルイ・キャーンズ(Le Louis XV – Alain Ducasse)の存在もこのホテルの名声を高めています。明るく、エレガントな店内では、洗練された地中海料理がいただけます。大きなカーブを持ち、ワインリストにも定評が。
© yuji ono
夜のホテル前も一興。多くのスーパーカーが並び、ドレスを纏った美しい人々がホテルやカジノから出てくる姿を見かけるのもモナコならでは。世界のVIPが集まる街の最高級ホテルは、一生に一度は訪れたいホテルです。

●オテル・ド・パリ・モンテカルロ(Hôtel de Paris Monte-Carlo)
https://www.montecarlosbm.com/