〔特集〕次世代に伝え継ぎたい 桜絶景を求めて 韓国南端の島、“韓国のハワイ”と称される済州(チェジュ)島。韓流ドラマにも頻繁に登場するこの島は、春には桜色に包まれます。独自の歴史と文化、火山島特有の地形と結びついた桜絶景と美食を楽しみに、日本から一番近い海外のリゾート島へ出かけてみませんか。
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済州島“桜旅”MAP

【A】済州総合競技場

済州市の中心にある大型スポーツ施設。周辺には桜並木が広がり、芝生エリアもあるので、キンパッ(韓国風海苔巻き)やチキンなどを用意して、満開の桜を眺めながら韓国式のお花見ピクニックもおすすめ。バスターミナルから徒歩約5分とアクセスも便利です。
【B】沙羅峰

漢拏山の噴火に伴って誕生した側火山の一つ。峰に登ると広大な海を背景とした桜を楽しむことができます。反対側には、市街地と周辺の集落、漢拏山が一望でき、まるで一枚の絵画のようです。
【C】監司公墓域
写真提供/済州観光公社
地元の人々に愛される、隠れた桜の名所。朝鮮時代初期の文官である康永(カンヨン)の墓域で、色鮮やかな八重桜が楽しめます。近くには夏に賑わう咸徳(ハムドク)海水浴場があります。
【D】猊來(イェレ)生態体験館

済州島の自然と文化を学び、楽しめる体験館。周辺には大王水川が流れる猊來生態体験公園が広がり、桜と菜の花が美しく咲く隠れた名所となっています。
【E】城山日出峰
写真提供/済州観光公社
海底火山が噴火し、上から見ると丸い火口が海に突き出た特徴的な地形。世界ジオパークに認定されています。往復約1時間のトレッキングが人気で、頂上からは絶景が。
実は韓流名作ドラマの聖地でもあります
青い海や緑豊かな風景、菜の花畑などの四季折々の映像美、そして火山島ならではの伝説や海女文化が物語に深い情感を添える済州島は、韓流ドラマの舞台として多くの作品が制作されています。古くは『オールイン』、IU、パク・ボゴム主演の2025年のヒットドラマ『おつかれさま』、イ・ビョンホン出演の島の日常を表現した『私たちのブルース』のほか、『サムダルリへようこそ』では満開の桜のシーンも。チャ・ウヌが出演する『アイランド』は、島の伝説と結びついたファンタジーです。
韓国初の世界自然遺産、火山活動で生まれた島
約180 万年前の噴火で形成された標高1950メートルの漢拏山と、島全体に300以上点在する高さ数百メートルの円錐形の丘「オルム(側火山)」は、玄武岩(黒い火山岩)の石垣とともに、火山島ならではの風景となっています。「済州火山島と溶岩洞窟群」は、2007年に韓国初のユネスコ世界自然遺産に登録されました。こうした自然に触れる島内一周のウォーキングコース「済州オルレ」の道標として、オレンジと青のリボンが結ばれています。

VISIT情報
●日本からのアクセス飛行機では1〜3時間。船旅もおすすめ成田・関西・福岡空港から直行便があり、ソウルや釜山の経由便も多数。木浦(モッポ)や莞島(ワンド)など韓国内各港から3〜4時間の船便もあります。
●公共交通機関グローバルタクシーが便利。観光地循環バスも日本語で予約から当日対応まで可能な「グローバルタクシー」の1日チャーターがおすすめ。主要観光地の循環バスをはじめ、島内を網羅するバスも便利です。
今回ご紹介している済州島・桜名所の詳細はこちらから[VISIT JEJU]済州観光公社が運営する公式観光情報ポータルサイト※本特集の換算レートは、100ウォン=約11円(2026年2月1日時点)(次回に続く。
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