〔特集〕日本を巡り、世界を旅する「クルーズ新時代」 国内でも新しい客船が相次いでデビューし、ラグジュアリークルーズは、新たな旅のかたちとして定着し始めています。日本発着の船旅で、美食を楽しみながらゆったり景色を眺めたり、太平洋を横断し、船でしか行けない秘境を訪ねたり……。話題のクルーズ船とその魅力をお届けします。
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2026年、海外豪華クルーズ船がやって来る
船上とは思えない豪華な内装で、まるで異国にいるような気分が味わえる、海外クルーズ船。今注目すべきクルーズ船の来年度の日本とアジアを巡るコースをご紹介します。
【ザ・リッツ・カールトン ヨットコレクション】
名門ホテルが手がける優雅なヨットスタイル

©The Ritz-Carlton Yacht Collection
2022年、「ザ・リッツ・カールトン」は高級ホテルブランドとして世界初となるスーパーヨット「エブリマ」、2024年には「イルマ」、そして2025年に3隻目となる「ルミナーラ」を就航させました。
ルミナーラでは、ホテル同様の高いレベルのサービスを提供し、他と一線を画した内容は船旅上級者の間で話題を呼んでいます。
すべての客室がオーシャンビューで、プライベートテラスを備えたスイート仕様スイートアンバサダー(専属のバトラー)がつく。部屋の広さはさまざまで50〜195平方メートル。©The Ritz-Carlton Yacht Collection
料金はオールインクルーシブ。24時間のルームサービスやエンターテインメントで滞在時間を飽きさせません。また、世界的な知名度の「ザ・リッツ・カールトン・スパ®」が体験できる点も見逃せないところ。
白を基調とした開放感溢れるバーエリア。プライベートヨットのようなパブリックスペース。©The Ritz-Carlton Yacht Collection
各国の料理が味わえる5つのダイニングをはじめ、プールサイドでのグリル料理やアジアンフュージョンなど充実したグルメも人気の理由です。旅慣れた人も満足できる「洋上のザ・リッツ・カールトン」といえそうです。
ミシュラン1つ星「Fiora」のシェフ、ファビオ・トラボッキ氏監修によるスペシャリティレストラン「SETA SU」をはじめとする5つのレストランがある。©The Ritz-Carlton Yacht Collection

©The Ritz-Carlton Yacht Collection
LUMINARA(ルミナーラ)客室数226室(全室スイートルーム)、乗客定員452名、全長241メートル。
西日本・九州・韓国釜山を巡る初の東京発着クルーズ
日時:2026年3月20日(金)~30日(月)、5月3日(日)~13日(水) 10泊11日
料金:2名1室利用で1名1万8900ドル(テラススイート)
お問い合わせ:ザ・リッツ・カールトン・ヨット・コレクション
電話:03(6434)5401
(次回へ続く。
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