【ニュージーランド　絶景のラグジュアリーロッジを訪ねて】雄大なサザンアルプスを望むアルパインロッジの愉しみ「ブランケット・ベイ」

「ニュージーランド」絶景のラグジュアリーロッジを訪ねて　環境保全の先進国ニュージーランドは、大自然を身近に愉しめる絶景大国です。中でも「女王が住むにふさわしい街」として名付けられた美しい街クイーンズタウンは、どこにいても山と湖の景観が愉しめる南島最大のリゾート地。自然を尊重し、そこに溶け込む、隠れ家のようなラグジュアリーロッジを拠点に、大自然の宝庫・ニュージーランドの絶景に出合う旅に誘います。

雄大なサザンアルプスを望むアルパインロッジの愉しみ──ブランケット・ベイ（グレノーキー）

クイーンズタウンから車で45分のところにある「ブランケット・ベイ」。半世紀以上前にこの景色に魅せられたオーナーは、四半世紀をかけて理想の楽園を築いた。

クイーンズタウンは、空港に降りた瞬間から2000メートル級のサザンアルプスの山並みが目に飛び込み、山岳リゾート気分に浸れるニュージーランド随一の景勝地。街に寄り添うように広がるワカティプ湖は全長77キロに及び、山と湖が織り成す美観が南島南部の象徴的光景となっています。

そんな中でも絵に描いたような理想的風景の中に、ブランケット・ベイは佇んでいました。湖岸にあって、道はなく、1万エーカーの広大な敷地内にはヘリポートや船着き場を持ちます。

背景の山々と屋根の形が呼応し、自然に埋もれるかのように佇むヨーロピアンスタイルの「マウンテンシャレー」。オーナー夫妻は、夏の3か月間は毎年この地で過ごしている。

浅い川底でも高速で飛ばせるジェットボートは、ニュージーランド発祥。敷地内に船着き場がある。

「ここはアルパインハイダウェイ（隠れ家）。山岳地帯の中で、豊かな自然を体験していただくことが重要だと考えています。ウォーキング、ジェットボート、乗馬などのアクティビティがお薦め。中でも一番人気はヘリを使って行く、世界遺産のミルフォードサウンド観光。年配の方に好評です」と支配人のトム・バトラーさん。

オーナーのこだわりにより古材が使用されたメインロッジ棟のロビー。

ヴィラ棟の一室。

ここは、世界的なジーンズブランドの経営者が、1972年にこの地に魅せられ、退任後の99年にロッジをオープン。古材を使った内装、風景と調和のとれたマウンテンシャレーの外観など、半生をかけて、大自然とともにある理想のロッジを実現しています。

ロッジで提供している体験のひとつ、乗馬。「3、4泊する50代以上の富裕層が客層の中心。興味のあるアクティビティをうまく織り交ぜながら、それ以外はゆったりと過ごしていただきたいので、敷地内の散歩をお薦めしています」（支配人トム・ バトラーさん）

野菜畑や農場を所有し、地元産の食材を中心に使う。ワインはセントラル・オタゴ産のワインを推奨。右から、スクエアのモザイク型がモダンな前菜。底にえびをスライスしたロールを敷 いて。グリーンの盛り付けが美しい和牛のメインディッシュ。可愛いチェリーの形をしたデザートを割ると、ムースの中にチェリーコンポートが。洗練された料理は、1週間、毎日替わる。

エグゼクティブシェフのダン・レイノルズさん。イギリス、カナダでの修業経験を持つ。

Blanket Bay Luxury Lodge
Rapid 4191 Glenorchy
New Zealand

blanketbay.com

客室は全17室。メインロッジ棟 ロッジルーム （ダブル） 2250NZ＄～。

※次回へ続く→

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ニュージーランドの旅は、デイリーの直行便が便利です

ニュージーランドの春から夏にあたる時期は増便を予定。さらに渡航しやすくなります。

ニュージーランドの旅は、唯一の直行便を毎日運航しているニュージーランド航空が快適で便利。成田空港からニュージーランドまでの飛行は約10時間半。玄関口となるオークランドから、国内約20都市への乗り継ぎもスムーズで、クイーンズタウンへは、1日6～9便、所要時間約1時間50分。ビジネス・プレミアでは、厳選された自慢のニュージーランド産ワインが数多く愉しめます。

ビジネス・プレミアのシートは、通路に向かって斜めに座席がレイアウト。足もとにオットマンが配され足を伸ばすことができて快適。

夜はマットレス、枕、掛け布団を備えたフルフラットベッドに早変わり。

ビジネス・プレミアで提供されるワイン。幅広いタイプのニュージーランド産プレミアムワインが味わえると大好評。写真／大泉省吾

ニュージーランド航空
www.airnewzealand.jp