この度のミャンマー中部で発生した大地震により被災されたかたがたに、心よりお見舞い申し上げます。
ルボンボン優子さんと懐かしく、美しい古都へ「タイ・チェンマイ」工芸と美味を訪ねて 第4回 バンコクから北へ、飛行機で1時間余。「北方のバラ」とも呼ばれるチェンマイは13世紀末に興ったランナー王国の首都として栄えた古都です。ミャンマーやラオスと国境を長く接し、中国にも近いため、さまざまな文化が流入し、独自の工芸や食文化を生み出しました。2024年のバンコクに続き、ルボンボン優子さんとともに、チェンマイの魅力を探る旅に出ました。
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キュイジーヌ ドゥ ガーデン
Cuisine de Garden

追加でオーダーできる店のシグニチャーメニュー“THE NEST”350バーツ。地鶏の肉をほぐして鶏のスープで調理、真空調理で半熟に仕上げた卵、揚げた米のバーミセリと混ぜていただく。
郊外の庭の一角にある店で楽しむイノベーティブなコース
チェンマイ旧市街から車で南下すること30分ほど。ハンドン地区の住宅街の一角にある門から、広い庭を通り抜けた先に、レストランが姿を現します。家業だったメタル家具制作のデザイナーをしていたナーンさんは、自身がすべての工程にかかわることができる料理に魅力を感じてシェフに転身、タイクッキングアカデミーで4年間、フランス料理を学びました。
家具のショールームだった空間をレストランに改装。ナーンシェフと奥様のビーさん。
「姉が住んでいるデンマークに毎年行って、『noma』をはじめとするニュー・ノルディック・キュイジーヌに大きな刺激を受けています」と語るシェフ。
手前はかに肉、ソーセージと混ぜていただくパンケーキ。奥はレモンのゼリーや泡、発酵豆腐のソースと合わせた海老の前菜。
料理のキーワードは、世界の料理の潮流と同様、「シーズナル(季節限定)、シンプル、サステナブル」。タイ北部の提携生産者を中心に、タイ全土から取り寄せた旬の食材を約10品のイノベーティブなコース料理に仕立てます。
タイ産の小ぶりのかきをチリオイルでコンフィし、揚げたエシャロット、フィンガーライムと合わせた前菜。貝殻も食べられる。
音楽を愛するシェフは、楽曲からインスピレーションを受けて料理を生み出し、その曲名を料理名にしているのもこの店ならではの特徴です。

99 Mu 11, Nong Khwai, Hang Dong, Chiang Mai
TEL:+66(- 0)65-661-5646
(営)土曜・日曜12時~13時、18時~20時30分(ともに入店)
月曜・火曜定休
HPから要予約 コース2590バーツ
(次回へ続く。)
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