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世界から熱い視線を集めるパリの新名所「ブルス・ド・コメルス」とは?

歩み続ける永遠の花の都 私たちを待つパリ 第5回(全6回)新型コロナウイルス感染拡大による激動の時代にあって、花の都、パリも新しい時代に向けて大きく変わろうとしています。環境や健康、次世代を考えたライフスタイルを提案する人々、パリ五輪を見据えた、数々の新しい文化施設など。次に私たちが訪れるパリは、さらに魅力的になっているでしょう。現地から、“パリのエネルギー”をお届けします。前回の記事はこちら>>

パリ、動きだす注目の新名所

パリとその近郊には続々と新名所が誕生し、光の都は一層まばゆい輝きに満ちています。ここでは、なかでも注目の新スポットをご紹介。

パリを代表する建築物が私設美術館に
ブルス・ド・コメルス・ピノー・コレクション

動きだす注目の新名所
歴史的記念物の指定を受けている同館の至宝、円環状の壁画。安藤忠雄氏設計によるシリンダーの桟橋の中央から、その全貌を眺めることができる。敷地内の一部に残るカトリーヌ・メディシスの館の柱をはじめ、16〜19世紀の建築スタイルが混在した、パリの歴史を体現した建造物。アートの展示以外にもコンサート、教育プログラムなどさまざまなイベントが開催予定。

Bourse de Commerce — Pinault Collection
© Tadao Ando Architect & Associates, Niney et Marca Architectes, Agence Pierre-Antoine Gatier
Photo Vladimir Partalo(上)Patrick Tourneboeuf(下)

世界屈指の現代アートコレクターとして知られるフランスの実業家、フランソワ・ピノー氏。すでに自身のコレクションを収蔵した美術館をヴェネチアに2軒所有していますが、この春誕生する「ブルス・ド・コメルス」は、より壮大なものになると世界から熱い視線が注がれています。

かつて商品取引所であった歴史的建造物の大規模改築を任されたのは、日本が誇る建築家の安藤忠雄氏。彼が生むミニマルな美と歴史の雄大さが融合した空間は、現代アートの最高のステージ。

同館内にはミッシェル&セバスチャン・ブラス氏によるレストラン「Halle auxgrains(アル・オー・グラン)」が誕生予定で、パリ中のグルマンが心待ちに。

動きだす注目の新名所

Information

Bourse de Commerce Pinault Collection

2 Rue de Viarmes 75001 Paris

取材・文/河島裕子

『家庭画報』2021年5月号掲載。
この記事の情報は、掲載号の発売当時のものです。

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