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玄関先に置いて楽しむのもおすすめ。冬は−5℃まで耐えられる「ガーデンガーベラ」

2022.10.17

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365日 花散歩に出かけよう 日々、何気なく歩く道や街で出会う花や花木の名前がわかれば、もっと散歩が楽しくなります。ガーデニングエディターの高梨さゆみさんが、季節の花や花木を毎日紹介。住宅街でも見つかる身近な植物や、人気の園芸品種もピックアップ。栽培のコツも紹介します。一覧はこちら>>

ガーベラ


ガーベラ

ガーデンガーベラ、または宿根ガーベラとして出回る‘ガルビネラ’シリーズ。これは秋の庭で咲いている様子です。目が覚めるようなショッキングピンクが魅力的。

■属科・タイプ:キク科の宿根草

■花期:4月~6月、10月~11月
■草丈:25~70cm

庭でも咲きます!秋にも咲きます!


花屋さんでは一年を通してさまざまな花色が並んでいるガーベラですが、庭で咲いているのは見かけたことがない、という方も多いと思います。もちろんガーベラは、庭や鉢植えで育てて咲かせることができます。しかも四季咲き性なので、4月~6月、10月~11月に花を楽しむことができます。

赤、ピンク、黄色、白と華やかな花色で、すっと伸びた茎の先端に大きな花を咲かせる姿はとても愛らしく、個人邸の外周りの花壇などでももっと利用されると、散歩の途中でガーベラを愛でることができるんだけどなぁと思っています。

そんな思いが花の育種をする種苗会社に届いた?というわけではないのですが、数年前に、耐暑性・耐寒性により強く、病害虫にも強く改良されたガーデンガーベラが誕生しました。

冬は−5℃まで耐えられるので、温暖地であれば屋外で越冬することができ、夏の間もぽつぽつと花が咲き続けます。ちょうどこの時期に花が盛りになるため、花数が少ない秋の庭に彩りを加えられる、と観光ガーデンでよく利用されています。

ガーデンガーベラの苗は11月まで出回っています。鉢植えでも栽培できるので、玄関先に置いて楽しむのもおすすめです。

さて、庭で栽培するガーベラのもう一つの魅力を紹介しましょう。切り花は葉を取り除いて出回りますが、じつは大きな葉も野菜のようなフレッシュな色で魅力的です。プロのガーデナーさんに教えていただいたのですが、ガーベラの葉は株元に固まってつき、1枚のサイズが大きいので、きれいに地面を隠してくれるのだそうです。いわゆるグランドカバーの役割をしてくれるというわけです。ホウレンソウやルッコラのようにも見えるきれいな葉にもご注目くださいね。

栽培の難易度


栽培の難易度 ★★☆☆☆

ガーベラは日当たりが悪いと、葉ばかりが茂って花があまり咲かなくなります。日当たり・風通し共によい場所に植えつけます。植えつけ時に元肥を施し、開花中の春~初夏に1度、秋にもう1度、緩効性肥料を追肥します。過湿に弱いので水を与えすぎないように気をつけます。庭植えなら、土がからからに乾いたら水やりする程度でかまいません。花が咲き終わったら、花がらを茎の根元からカットして取り除きます。

【難易度】
★ 容易・初心者向け
★★ 標準・初級〜中級者向け
★★★ 少し難しい・中級〜上級者向け
★★★★ 難しい・上級者向け
★★★★★ 栽培環境が限られる

高梨さゆみ/Sayumi Takanashi

イギリス訪問時にガーデニングの魅力に触れて以来、雑誌や本などで家庭の小さな庭やベランダでも楽しめるガーデニングのノウハウを紹介。日本、イギリスの庭を訪ね歩くほか、植物の生産現場でも取材を重ねる。
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