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赤い花が燃える松明(たいまつ)のよう!真夏でも元気に花咲く「モナルダ」

2022.07.14

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365日 花散歩に出かけよう 日々、何気なく歩く道や街で出会う花や花木の名前がわかれば、もっと散歩が楽しくなります。ガーデニングエディターの高梨さゆみさんが、季節の花や花木を毎日紹介。住宅街でも見つかる身近な植物や、人気の園芸品種もピックアップ。栽培のコツも紹介します。一覧はこちら>>

モナルダ


モナルダ

赤い花がまるで燃える松明のよう。モナルダ・ディディマの和名タイマツバナに納得。

■属科・タイプ:シソ科の宿根草

■花期:6月〜9月
■草丈:70〜80cm

夏の暑さに負けない花といえば真っ先に浮かびます


温暖化の影響か夏の暑さが異常な昨今。「もう夏の庭づくりは諦める」という声をよく耳にします。晩秋まで気温が高めなので、秋に再び庭を楽しめるように夏を休むというのもひとつの解決策。でも、夏に見られる花が少なくなるのは花散歩マニアとしては何とも寂しい…。

そこで真夏でも元気に花咲く植物として推したいのがモナルダです。園芸用に利用されるモナルダには、タイマツバナの和名で知られるディディマと、和名がヤグルマハッカのフィスツローサがあります。どちらも耐暑性が強く、花期が長いので夏中花が楽しめます。

タイマツバナの和名は、茎の先端に咲く赤い花が松明のように見えることからつけられたものですが、ディディマは現在ではピンクや白、パープルなどの花色もあります。

フィスツローサは全草に爽やかな香りがあり、ハーブとしてお茶に利用されます。香りがベルガモットオレンジに似ていることから「ベルガモット」と呼ばれることもありますが、ベルガモットオレンジはミカン科の中木なので混同しないように気をつけてください。

栽培の難易度


栽培の難易度 ★★☆☆☆

耐暑性・耐寒性に優れる丈夫な宿根草です。日当たりがよく、水はけがよい場所であれば養分の少ない痩せ地でも育ちます。花は枯れた後もボール状に残るので、それを楽しんでからカットするのがおすすめです。

【難易度】
★ 容易・初心者向け
★★ 標準・初級〜中級者向け
★★★ 少し難しい・中級〜上級者向け
★★★★ 難しい ・上級者向け
★★★★★ 栽培環境が限られる

高梨さゆみ/Sayumi Takanashi

イギリス訪問時にガーデニングの魅力に触れて以来、雑誌や本などで家庭の小さな庭やベランダでも楽しめるガーデニングのノウハウを紹介。日本、イギリスの庭を訪ね歩くほか、植物の生産現場でも取材を重ねる。
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