花旅・庭めぐり

一見の価値アリ。今年絶対に見たいクリスマスツリーは?

旬を愛でる花旅・庭めぐり(14)
あでやかな赤い花のクリスマスツリー

〜東京・丸ビル

ガーデニングエディターの高梨さゆみです。毎週更新の花と庭を愛でる旅情報、今週は今まさに街を彩る華、クリスマスツリーをご紹介します。この連載のテーマにふさわしく、あでやかな赤い花で埋め尽くされたフラワーツリーをセレクトしてみました。

丸ビルのクリスマスツリー。大小のボールの表面は、すべて花とオーナメントで埋め尽くされている。長期間のディスプレイなのでドライやアートの素材だが、それでも繊細な美しさに感嘆。

【連載】旬を愛でる花旅 ・庭めぐり  11月~12月の名所
[第11回] 孤高の画家が描き続けたプロヴァンスの花
[第12回] 藁に包まれた牡丹の光景にほっこり。奈良・石光寺の寒ボタンが見頃
[第13回] 知られざる花名所。大学キャンパスにあるサザンカの並木路を歩こう
→花の名所をもっと見る

ニコライ バーグマンさんプロデュースのツリーは繊細でエレガント

ニコライ バーグマンさんといえば「フラワーボックス」。美しくカラーコーディネートされた花で埋め尽くされたデザインは、斬新でエレガント。大人気のフラワーギフトです。ある年の誕生日、友人から届いた贈り物がこのフラワーボックスで、フタを開けると黄色、オレンジ色、黄緑色の大小の花が目に飛び込んできました。その時のときめきは、今でも忘れることができません。

東京駅丸の内南口正面にある丸ビルのクリスマスツリーが、今年はニコライさんのデザイン、プロデュースと聞き、さっそく見に出かけました。 高さ10mを超すツリーは、木の形にくりぬかれた中に大小のボールを連ねるデザイン。そのボールもツリーを取り巻くディスプレイもすべて赤が基調で、なんと華やかで気品あることか!

もちろん近づいてディテールも観察してきました。バラ、ダリア、ネリネなどさまざまな赤い花とオーナメントで、ボールの表面がすべて埋め尽くされています。その繊細なディテールはフラワーボックス同様、ニコライさんのセンスとテクニックによるもの。

これだけボリュームのあるディスプレイをわずかの隙間もなく、しかもバランスよく花で埋め尽くすには、いったいどれだけの手間と時間がかかったことだろうと思うと、すぐにその場を立ち去れず、近づいたり、離れたり、アングルを替えたりと、しばらく観賞させていただきました。

 「フラワーボックス」同様、この密度感と組み合わせのバランスのよさがニコライさんのデザインの魅力。ぜひ近くでご観賞ください。 撮影/高梨さゆみ

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