国内
2017/04/21
客席数は最大で150席と小規模ながら、音響設計は国内外の名だたるホールを手がける永田音響設計に依頼、またサロン内にはアルゲリッチ専用のピアノ「マルティータ」が設置されています。世界にも類をみない上質で贅沢な空間が、ここ大分県にあるのです。
まもなくやってくるゴールデンウイークを皮切りに、“旅”に心が向く季節になりました。旅の目的は人それぞれなれど、心が豊かになり、想像力や感性が磨かれるアートや音楽に触れる旅もまた一興です。 そこで注目したいのが、近年、芸術文化のインフラが整備され、力を入れている大分県。「創造県おおいた」をテーマに掲げ、自治体や地元企業、NPO法人などが連携して、全国でも屈指の良質な施設とソフトを築き上げています。
なかでもぜひ訪れたいのが、別府市に建設された「しいきアルゲリッチハウス」。“鍵盤の女王”と呼ばれる世界的ピアニストのマルタ・アルゲリッチへの親愛の証として、実業家・椎木正和氏の寄附で造られた特別な音楽サロンです。
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