海外

歴史とともにある美しい日常 ベルギーの城に暮らす 番外編

街全体が“屋根のない美術館 ”。 ベルギーの古都、ブルージュの美しいホテル

家庭画報.comで3回にわたってお送りした「歴史とともにある美しい日常 ベルギーの城に暮らす」。『家庭画報』2020年6月号に掲載されたこの記事は、実際には2019年6月に取材したものです。今回は番外編として、取材時に立ち寄ったブルージュの街と、市内中心にある美しいホテルをご紹介します。ホテルは6月12日から営業を再開していますが、日本から旅行できるようになるまでは、まだ少々時間がかかりそうです。今は、来るべき日に備えて、想像で旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

運河と石畳の小径が入り組んだブルージュの旧市街地区。そぞろ歩くと、この地に暮らす人々の生活に対する美意識の高さが感じられる。

ブルージュは、ベルギーの首都ブリュッセルから電車で北西に約1時間の小さな街。煉瓦造りの建物と石畳の路地と運河で構成された中世の街並みが続く旧市街地区全体が、ユネスコ世界遺産に登録されています。

歴史ある橋をくぐりながら進む運河クルーズ。

同じく世界遺産に登録されているべギン会院と鐘楼をはじめ、救世主大聖堂、聖血礼拝堂、市庁舎、聖母教会といった歴史的建造物を徒歩で見てまわることができ、街全体が「屋根のない美術館」のようです。運河クルーズも人気で、いくつもの趣のある橋をくぐりながら、美しい歴史を宿した街で営まれている人々の暮らしも垣間見ることができます。

聖母教会にあるミケランジェロ作の「聖母子像」。

名所だけを巡って立ち去ってしまうにはあまりにも惜しいこの美しい街には、ぜひ泊まりがけでお出かけを。おすすめのホテルは、市内中心にある「ルレ・エ・シャトー」に加盟する「ホテル ヘリテージ」です。1869年に個人の邸宅として建設された建物のクラシックなインテリアは、部屋に戻ってからも中世の街をそぞろ歩いた気分に浸ることができます。

ロビー。全22室のこぢんまりとしたホテルのため、パブリックスペースも常に落ち着いた雰囲気。

最上階 の客室。クラシックな調度品 が揃えられているが、WiFiとiPadが完備されている。

目覚めたら、シャンデリアのもとでのんびりと 朝食を。まだ中世のおとぎ話 の夢が覚めていないことが実感できるでしょう。ベルギーらしく、チョコレートもふんだんに用意されています。再び海外旅行に出かけられる日々が戻った暁には、ぜひ訪れたい街とホテルです。

朝食は、1階にあるレストランにて。

朝食用に用意されたチョコレートの数々。それぞれのカカオ含有量を説明するカードとともに並べられている。

ベルギー・フランダース政府観光局
URL:https://www.visitflanders.com/ja/

Information

ルレ・エ・シャトー ホテル ヘリテージ Relais & Chateau Hotel Heritage

Niklaas Desparsstraat 11 8000 Brugge

  • 2020年6月12日より営業再開。新型コロナウイルス(COVID-19)を含む広範囲のウイルスや細菌に対処する安全衛生対策(手洗い、クリーニングの仕様、客室およびパブリックスペースのクリーニング手順など)を制定済み。

撮影/小野祐次 文/安藤菜穂子

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