海外

はじめまして、料理研究家のりんひろこです。

ローカルでサステイナブルな食材 

「シェパニース」の食材は、顔の見える地元(ローカル)で、環境に配慮した永続可能(サステイナブル)な農法で野菜や 卵、肉、魚を作っている農家からその日にとれたものを仕入れ、その食材を見てその日のメニューを決めるというルールがあります。 その日に届いた食材で料理を作り、お客に提供するというのはなかなか難しいことですが、ここではレストランがオープンした 40年以上も前から当たり前のように行われています。農家とのしっかりとした信頼関係があるからこそできることだと思います。 この「サステイナブル」というキーワードは、アメリカやイギリスを旅していると、いたる所で目にします。 

「シェパニース」メニュー表。その日に仕入れたものをみてからメニューを決めるため、メニューは日替わり。上部には日にちが記載されている。「地元のサステイナブルな食材を使っています」と明記されている。 

ピザ屋のメニュー表にも「サステイナブル」 

「シェパニース」から独立したシェフのピザ店「Pizza iolo」でも、メニュー表に「当店のすべての作物、肉、家畜、魚はサステイナビリティ に則った農場、牧場、漁業から仕入れています」との記載があります。そんな食材へのこだわりからも、期待が高まるのですが、 朝からこうこうと燃える大きな石窯も立派で、なかなか素敵なお店。 ここは、朝は石窯でパンを焼いていて、そのパンを目当てに早朝から多くのお客さんでにぎわっています。 パンももちろんですが、ドライフルーツとはちみつが入ってちょっと甘い雑穀のポーリッジ(お粥)も優しい味わいでほっとします。 

「Pizzaiolo」の石窯。大きな倉庫をリフォームした店内は、暖かな石窯の火と、ゆったりとした店内の雰囲気はどことなく懐かしさを覚えて落ち着く。 

「Pizzaiolo」の朝食メニューにあるポーリッジ。雑穀やドライフルーツ入りで栄養も満点。

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