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金沢の本屋さんが面白い! 観光ついでに、ぜひ立ち寄りたいこの4軒


店主の砂原久美子さん。印刷やデザインの相談にも乗ってくれる頼もしい存在。

アートカルチャー系の新刊本セレクト系本屋
「石引パブリック」

新刊本を探したいなら「石引パブリック」へ。兼六園の小立野口を出て、正面の通りをまっすぐ歩いて約10分で到着。石引商店街の一画にあるセレクト系本屋です。

こちらのお店で扱っているのは主にノンフィクションの本で、写真集、デザインブックなどのアート系から料理、エッセイ、絵本などのカルチャー系まで。店主でデザイナーの砂原久美子さんとスタッフが選んだ個性あふれる本が並んでいます。


「ほとんどが買切の本なので、一冊入魂で仕入れてます!」と話す店主。どの本にも愛着を持って販売しているのがよくわかる。

日本の書店は、取次を通して、返本できるという制度が一般的ですが、こちらは、出版社からの直接買い取りや海外ディストリビューターからアート系本を直接購入などをさまざまなルートで仕入れています。そのラインナップは、一冊一冊とても吟味されたもの。店主の本への愛情を感じます。

元電気屋だったいう建物は、中に入ってみるとちょっと不思議に感じる3層構造で、ついつい奥まで入っていきたくなるような造り。陳列は、大まかに分かれていますが、興味ある本を一冊とると、その隣に関連ジャンルの本が置いてあったりするので、ついつい手を伸ばしてしまいます。カフェもあるので窓際やカウンターで、ちょっと休憩がてら本選びができるのも嬉しいです。


リソグラフ印刷で作られた制作物。他の人が作った作品を見るのも面白い。

また面白いのが「リソグラフ印刷」を行っていること。リソグラフ印刷とは、インクの乗った感じが版画で刷ったような雰囲気が出る、味わい深い仕上がりになる印刷。完成データを持ち込まなくても、手描きのイラストを持ち込んだり、簡単なものならレイアウト制作も可能で、名刺やポストカードなど旅の記念に作っても楽しいかもしれません。2泊3日の旅でしたら、条件が合えば、初日に訪れれば帰る日には完成です(定休日は稼働していません)。

クリエイター向けの本屋と思うかもしれませんが、決してそうではなく、本を見て、読んで新しい発見をしたいと考えている人には、きっと面白い本と出会えるはずです。


カフェスペースでは、コーヒー、チャイ、ビールなどのドリンクの他、クッキーや焼き菓子などもあり。

 


石引商店街通りに面しており、近くには金沢美術工芸大学もあり、美大生もよく訪れる。

石引パブリック
石川県金沢市石引2丁目8-2 山下ビル1階
電話 076-256-5692
営業時間 11時〜19時
日曜・月曜定休
https://www.ishipub.com/

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