国内
2016/10/06
銀で描いた蒔絵の上から透き漆を塗り重ねることで、模様が黄金色に浮き上がって見える──越前漆器の伝統的な技法「白檀塗」。趣ある上品なつや、雅な美しさ……これぞニッポン、と謳いたくなる繊細美溢れる作品は、“漆イコールJAPAN”といわれてきた、この国が誇る漆工芸の素晴らしさを雄弁に物語ります。この「白檀塗」に、現代技術を取り入れて生まれたのが、写真の「アイフォンケース」。
iPhone6/6s対応のカバーケース。ポリカーボネイト素材に銀彩を施し、職人が一つずつ漆を塗って仕上げた、ニュアンスあるつやの白檀塗。おめでたい吉祥文様で展開。簡単に装着でき、軽量。特に衝撃に強いわけではないので、落としたりぶつけたりしないよう注意が必要。右から、市松、青海波、七宝、各5000円。ほかに矢絣、結び桜、どっと(豆絞り)の計6パターン。
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