AUDEMARS PIGUET

本物を知る女性のための時計
AUDEMARS PIGUET
histoy
スイスのジュウ渓谷で143年続く奇跡の時計
寒い冬が長く続く、雪の多いジュウ渓谷。しかし、その美しい雪景色が時計師にインスピレーションを与え、唯一無二の作品を生み出しています。

寒い冬が長く続く、雪の多いジュウ渓谷。しかし、その美しい雪景色が時計師にインスピレーションを与え、唯一無二の作品を生み出しています。

時計作りの聖地として知られるジュウ渓谷ル・ブラッシュにあるオーデマ ピゲのオフィス。修理工房も併設している。

時計作りの聖地として知られるジュウ渓谷ル・ブラッシュにあるオーデマ ピゲのオフィス。修理工房も併設している。

1907年当時のオーデマ ピゲ本社屋。今もその姿はそのまま残っています。

1907年当時のオーデマ ピゲ本社屋。今もその姿はそのまま残っています。

ジュール=ルイ・オーデマ(写真左)とエドワール=オーギュスト・ピゲ(写真右)

オーデマ家とピゲ家が守る家族経営

スイス高級時計産業発祥の地、ジュウ渓谷。この地で、オーデマ ピゲは1875年、複雑時計の制作に情熱を傾ける2人の若者、ジュール=ルイ・オーデマ(写真左)とエドワール=オーギュスト・ピゲ(写真右)によって設立されました。今もなおジュウ渓谷を離れることなく、創業者一族(オーデマ家とピゲ家)によって経営されている唯一の高級時計のマニュファクチュールです。

現在は4世代目となり、取締役会長ジャスミン・オーデマと取締役副会長オリヴィエ・オーデマが経営に携わっています。社員を家族のように大切にし、143年続く伝統と技術を継承・発展させて、高級複雑時計の歴史を記し続けています。

CEOが語る「オーデマ ピゲは実は女性に向けた時計が多いのです」

創業間もない頃から、複雑機能を持ちながら“小さく、薄く”に挑戦してきた技術力でレディスウォッチの発展に貢献し、1900年初頭からジュエリーウォッチを制作。現在のプロダクトチームは8人中4人が女性と、女性の感性を大切にする社風があります。

フランソワーアンリ・ベナミアスCEO(写真)は「オーデマ ピゲの時計は、ほとんどがノージェンダー。女性向け時計として展開するモデルを男性が購入することもありますし、その逆もしかり。性別を超えたスタイルを持っており、とても現代的な価値観を体現している時計だと思います」と語ります。

フランソワ=アンリ・ベナミアスCEO
for woman
オーデマ ピゲとレディスウォッチの歴史

オーデマ ピゲは創業当初からオーダーメイドで女性用腕時計を制作。1976年には女性デザイナーのジャクリーヌ・ディミエが手がけた女性向けの「ロイヤル オーク」を発表して以降、社内ではデザインやプロダクトチームで女性が多く活躍しています。2016年にはレディス「ロイヤル オーク」40周年を記念して、フィレンツェのジュエリーデザイナー、キャロリーナ・ブッチとの共作「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」を発表。アイコニックなデザインに、ジュエリーの技法と現代的な女性の感性を融合させたこの時計は非常に話題となり、オーデマ ピゲの新たな魅力を引き出しています。

1880年代
世界初ミニッツリピーター搭載のレディス時計を開発
1920年代
ハイジュエリーのアールデコウォッチを製作。ジュエラーとコラボレーションしたものも登場。
1976年
ジャクリーヌ・ディミエのデザインによる、
レディス初代「ロイヤル オーク」誕生
1927年に制作された世界最小の機械式ムーブメントが搭載されたジュエリーウォッチは、ダイヤルが小さく、まるでブレスレットのよう。

1927年に制作された世界最小の機械式ムーブメントが搭載されたジュエリーウォッチは、ダイヤルが小さく、まるでブレスレットのよう。

1927年製作のハイジュエリーウォッチ「トウィッティフルッティ」は、パリのジュエラー、Equivillion Lafon & Cie.Thisとのコラボレーションしたもの。ダイヤモンドとエメラルド、ルビー、サファイアがセッティングされた時計は、カラフルで華やか!

1929年製作のハイジュエリーウォッチ「トウィッティフルッティ」は、パリのジュエラー、Equivillion Lafon & Cie.Thisとのコラボレーションしたもの。ダイヤモンドとエメラルド、ルビー、サファイアがセッティングされた時計は、カラフルで華やか!

1970年製のゴールドブレード・ブレスレットの時計は、緑色のガーネットのダイヤルが目印。ブレスレットは緻密なロープのひねり編みのブレスレットが、金細工の技法をさらなる高見へ押し上げました。

1970年製のゴールドブレード・ブレスレットの時計は、緑色のガーネットのダイヤルが目印。ブレスレットは緻密なロープのひねり編みのブレスレットが、金細工の技法をさらなる高見へ押し上げました。

2015年に「ミレネリー」のレディスウォッチを発表。オーバルシェイプのケースとオフセンターさせたインデックスで唯一無二の存在感を発揮。ポーランドメッシュのベルトが女性らしさを演出。

2006年に「ミレネリー」のレディスウォッチを発表。オーバルシェイプのケースとオフセンターさせたインデックスで唯一無二の存在感を発揮。

2016年発表の「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」は、“フィレンツェ仕上げ”と呼ばれる古代の金の鍛金技術にそのルーツを持つ表面加工が作り出す、ダイヤモンドダストのように繊細な煌めきが特徴。女性用として発表しましたが、今は男性にも人気に。

2016年発表の「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」は、“フィレンツェ仕上げ”と呼ばれる古代の金の鍛金技術にそのルーツを持つ表面加工が作り出す、ダイヤモンドダストのように繊細な煌めきが特徴。女性用として発表しましたが、今は男性にも人気に。

ジュエリーデザイナー、キャロリーナ・ブッチは、イタリア・フィレンツェで1885年創業したジュエラーの4代目として育つ。N.Y.で美術とジュエリーデザインを学んだあと、フィレンツェに戻り作品制作をスタートし、フィレンツェ技法を習得。オーデマ ピゲとのコラボレーションで、「ロイヤル オーク」を今の時代の女性に似合うデザインに再解釈した「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」を生み出しました。

ジュエリーデザイナー、キャロリーナ・ブッチは、イタリア・フィレンツェで1885年創業したジュエラーの4代目として育つ。N.Y.で美術とジュエリーデザインを学んだあと、フィレンツェに戻り作品制作をスタートし、フィレンツェ技法を習得。オーデマ ピゲとのコラボレーションで、「ロイヤル オーク」を今の時代の女性に似合うデザインに再解釈した「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」を生み出しました。

2018年秋に発表された「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」の新作は、アイコニックな文字盤のタペストリー柄をなくしてミラーダイヤルで登場。軽やかなイエローゴールドの輝きも加わり、モダン・ラグジュアリーな趣です。

2018年秋に発表された「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」の新作は、アイコニックな文字盤のタペストリー柄をなくしてミラーダイヤルで登場。軽やかなイエローゴールドの輝きも加わり、モダン・ラグジュアリーな趣です。

1976年に発表されたレディスの初代「ロイヤル オーク」。ジャクリーヌ・ディミエが手がけたスマートなデザインは、40年以上経っても色褪せない魅力があります。

1976年に発表されたレディスの初代「ロイヤル オーク」。ジャクリーヌ・ディミエが手がけたスマートなデザインは、40年以上経っても色褪せない魅力があります。

2006年
ローマのコロシアムに着想を得たオーバル型の「ミレネリー」にレディスが誕生
2016年
レディスの「ロイヤル オーク」40周年を記念して、
「ロイヤル オーク・フロステッドゴールド」を発表
Manufacture
受け継がれる技術力

   オーデマ ピゲのブランド哲学は「 "To break the rules, you must first master them"(型を極める。型を壊すために。) ルールを破るには、まずルールを習得しなければならない」。143年もの間、創業者一族でオーデマ ピゲを守ってきたからこそ、創業当初からの複雑時計の構想や設計・製造に関するルールや技術を脈々と継承、習得され続け、コンプリケーションの熟達は職人技のシンボルです。そして次世代を見越した時計の開発にも取り組んでいます。

また、機械式時計の神髄のバックボーンともいえる最強の修復体制を誇っています。100年を超える製品のパーツがモデルごとに管理され、どんな古いモデルでも修復可能。もし欠品していてもパーツを作る工具から製造する技術までも継承されています。

機械式時計のムーブメントの組み立て、仕上げや装飾はすべて時計師が手作業で行っています。ムーブメントの面取りやサテン仕上げ、鏡面磨きなど熟練の技を駆使。

機械式時計のムーブメントの組み立て、仕上げや装飾はすべて時計師が手作業で行っています。ムーブメントの面取りやサテン仕上げ、鏡面磨きなど熟練の技を駆使。

オーデマ ピゲの歴史を体感できる、壁一面に積まれた数多のケース。ケースにはモデルごとにすべてのパーツが保存。本社内に修理工房があり、アンティーク時計が多く持ち込まれています。

オーデマ ピゲの歴史を体感できる、壁一面に積まれた数多のケース。ケースにはモデルごとにすべてのパーツが保存。本社内に修理工房があり、アンティーク時計が多く持ち込まれています。

ポケットウォッチは、1882年発表された世界初のグランドコンプリケーション。ポケットウォッチの下には、オーデマ ピゲの歴史を知る手がかりとなる販売台帳です。1882年から販売したすべての時計が記録され、修復する際に活用されています。

ポケットウォッチは、1882年発表された世界初のグランドコンプリケーション。ポケットウォッチの下には、オーデマ ピゲの歴史を知る手がかりとなる販売台帳です。1882年から販売したすべての時計が記録され、修復する際に活用されています。

専属のジェムセッターが常駐。ジェムセッティングの幅広い数々の技法が、特別なタイムピースを美しく飾ります。

専属のジェムセッターが常駐。ジェムセッティングの幅広い数々の技法が、特別なタイムピースを美しく飾ります。

そして2019年1月……新作時計を発表します!

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文/磯 由利子