修造画報

聖火リレーの“温かさ”が多くの人の記憶にいつまでも残ってほしい/デザイナー吉岡徳仁さん

軽くて持ちやすいトーチはメダル色

感激しきりの松岡さん

「複雑な燃焼機構が入っているのに、こんなに軽いなんて!」と感激しきりの松岡さん。スーツ、シャツ/紳士服コナカ

松岡 では、そんな執念のトーチを実際に持たせていただきます。軽いですし、持ちやすいですね!

吉岡 修造さん、似合いますね!

松岡 僕は長野オリンピックで聖火リレーを走ったとき、かっこいいトーチだなと思うと同時に、肩より上に掲げて数百メートル走れるか、ちょっと不安だったんです。持ち替えたくないというこだわりもあって。

吉岡 そうでしたか。

松岡 これなら絶対大丈夫です。このトーチは、光の当たり方によって金にも銀にも銅にも見える。メダル色ですね!

吉岡 メダルとはさすがです(笑)。

松岡 先日、東京2020のマスコットキャラクターをデザインされた谷口 亮さんは「マスコットは子どものような存在」とおっしゃっていましたが、徳仁さんにとってトーチはどのような存在ですか。

吉岡 やはり同じような存在ですね。無から生み出して、一つずつ確かめながら育てていくという感じなので。

松岡 お話を伺っているうちに、トーチの見え方が変わってきました。金属なのに、温もりや柔らかさのようなものを感じます。

吉岡 嬉しいですね。トーチの色も、温かい真心がつながっていくような、そういうイメージにしたくて、桜ゴールドと桜ピンクと名づけたこの2色にしたんです。日本はここ数年、大きな災害が続いて、どこか沈んだイメージがあるので、修造さんのような明るさ、温かさが伝わればと思っています。

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