〔特集〕50代からのヘアケア 最前線頭皮と髪の秋バテを回復してもう一度美髪に 強烈な紫外線や長く続いた暑さによって、私たちの頭皮と髪には思っている以上にダメージが蓄積しています。そのままにしておくと、抜け毛やパサつきといった悩みの要因となる「秋バテ」を助長してしまうので、今すぐ正しいケアをスタート。「秋バテ」を解消して美髪を取り戻す、効果的な方法をたっぷりご紹介します。
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プロの手で悩みを一気に解決
【悩み1 抜け毛】
「薄毛の症状に合わせた高濃度ミノキシジルを処方します。半年で約8割の方が効果を実感されています」(クレアージュ エイジングケアクリニック総院長)浜中聡子先生今回、髪の「秋バテ」についてお聞きした浜中先生が総院長を務める「クレアージュ エイジングケアクリニック(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)」は、女性の薄毛治療をリードしてきました。治療内容は丁寧なカウンセリングをベースに、頭皮の血流を増やし発毛を促すミノキシジルの外用薬・内服薬の処方を柱にしています。
初診時はマイクロスコープを使って頭部を撮影。頭皮と髪の状態をチェックするのが治療の第一歩。「1つの毛穴から複数の髪が生えているのが正常な状態です。毛穴1つ当たりに生える髪の本数や太さ・長さの状態などを見ています」。
「薄毛の状態は人それぞれなので、まずは外用薬の処方からスタート。当院は、院内処方で外用薬の濃度を6〜20パーセントまでご用意しています。内服薬を併用することもありますし、血液検査の結果によっては鉄などの栄養剤を処方することも」。
内服薬処方の際は別途血液検査(5500円)が必要。外用薬同様、内服薬のミノキシジルも院内処方で細かく濃度が設定されている。
通院は月に一度が目安ですが、早ければ数か月で効果が現れる人も。正しい効果の判定は半年後ですが、患者さんの約8割に効果が見られるといいます。
「オーダーメイド型の治療によって着実な効果を目指します」。
施術前は髪の分け目から頭皮が透けている。髪の量が少なく、全体的にボリュームが出ないほかに、頭皮のベタつきや、他人の視線が気になるといったお悩みも。
外用薬の処方による治療を続け、通院後12か月経過した状態がこちら。全体的に髪の量が増えふさふさとした印象に。透けて見えていた頭皮も目立たなくなっている。
クレアージュ東京 エイジングケアクリニック住所:東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル北館17階
TEL:03(5224)6661
診療時間:火曜・土曜10時~14時/15時~18時、水曜10時~14時、木曜・金曜10時~14時/15時~19時
休診日:月曜・日曜
料金:外用薬+内服薬 3万3000円、外用薬 1万6500円、初診料 5500円、血液検査 5500円
(次回に続く。
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