〔特集〕50代からのヘアケア 最前線頭皮と髪の秋バテを回復してもう一度美髪に 強烈な紫外線や長く続いた暑さによって、私たちの頭皮と髪には思っている以上にダメージが蓄積しています。そのままにしておくと、抜け毛やパサつきといった悩みの要因となる「秋バテ」を助長してしまうので、今すぐ正しいケアをスタート。「秋バテ」を解消して美髪を取り戻す、効果的な方法をたっぷりご紹介します。
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ホームケアで立て直す
ひと手間かける新習慣で頭皮も髪も見違える
「秋バテ」状態の頭皮と髪を甦らせるには、日々のケアが何より大切です。そこで、一気に美髪へ近づくヘアケアテクニックを、AMATAオーナーの美香さんに教えていただきました。簡単&手軽に行えるので、ぜひ毎日のケアに取り入れて。
AMATAオーナー 美香さんビューティプロデューサー、毛髪診断士指導講師。2002年にヘアサロン「AMATA」をオープン。その深い知識から頭皮と髪の悩みを分析し、その人に合ったケアをアドバイス。
[ドライテクニック]で、うねる、パサつく髪を思いどおりに仕上げる
毛先までしっとり、艶やかな超ロングの髪を、わずか7分で作り上げるという、AMATAの美香さん。
そのドライテクニックをうかがうと、「シャンプー後、タオルで髪全体を覆い、髪の水分を均一にタオルに移していくことが大切です。こうすると、毛先がパサつかず、短時間で髪を乾かすことができ、思いどおりの仕上がりに。私はタオルを巻いている間にゆっくりスキンケアをしています」。
そして、最新機能を搭載したドライヤーを味方に。
「頭皮や髪に負担をかけず、最適な温度で乾かせたり、大風量で速乾性を謳っているものなど、最近のドライヤーの進化は目覚ましいものがあります。もはやドライヤーはヘアケアの一部に。美しい髪を目指すなら、自分への投資として、ぜひ手に入れてみてください」。
(1)髪の水分はタオルターバンに吸水させて洗髪後の髪をそのままにしておくと、場所によって乾き方にむらができたり生乾きになることが。タオルをすっぽりと巻き、まんべんなく髪の水分をタオルへ移します。
(2)分け目を決めて全体を軽くコーミングします目の粗いコームで分け目を決めて髪全体をとかします。前髪がある人はここで前髪を下ろし、最初に前髪を乾かすと美しい仕上がりに。
(3)なりたい仕上がりをイメージして乾かして最初に頭皮を乾かします。髪をふんわりさせたいところは持ち上げながら、広がりを抑えるなら下方向に軽く引いて乾かします。
進化したドライヤーの機能を賢く利用して

ドライヤーに搭載されているさまざまな機能をうまく使うことでさらなる美髪へ。右・むらなく乾かすことで翌朝の寝ぐせを抑えるナイトキャップノズル付き。へアードライヤー ナノケア EH-NA0K 3万8610円(編集部調べ)/パナソニック 左・温風と冷風が自動で切り替わり熱ダメージを軽減できます。リファビューテック ドライヤー BX W 7万4800円/MTG(2025年10月8日発売)
アウトバスアイテムで髪をダメージから防御

無防備な髪はアウトバスアイテムで守りましょう。右・ドライヤー前になじませて。アベイユ ロイヤル スカルプ&へアH ボンド トリートメント 150ml 1万2540円/ゲラン 左・紫外線や乾燥、湿気など外部刺激から髪をシールド。お出かけ前に。へア リチュアル プロテクティブ シールド ミスト 100ml 1万3750円/シスレー
(次回に続く。
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