〔特集〕もう一度、フレグランスにときめく フレグランスを「特別なときのもの」と考えているとしたら、それは少しもったいないこと。香水へのときめきを思い出し、香りの力を信じて、そのときどきの気持ちと響き合う香りを纏えば日常の何気ない瞬間が、より心地よく幸せに感じられるはずです。
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知るほどに愛着が増す香調&香料の基礎知識
この香水に心惹かれる理由は?
香り選びは感覚に頼ってよいのですが、例えるならワインのように、知的に理解を深めておくことで、最短距離で求める香りに辿り着けます。主な香調(ノート)と香料から香りの“心地よさ”の理由を見つけましょう。
お話を伺ったのは…フレグランスアドバイザー MAHOさん香りのパーソナルコンサルティングを行う「PRIVATE TOILETTE」主宰。フレグランス企業や調香師への師事を経て独立し、メディア、イベント等で香りの楽しみ方や魅力を発信。日本フレグランス協会常任講師。ノートの仕組みを理解しフレグランス選びのヒントに
「家庭画報世代は、トレンドを追うのではなく、本能で好みのものを選ぶ力をお持ちですが、ここでご紹介する主な香調や注目の香料、今ご自身が何を求めているかを理解しておくとよりよいでしょう」とフレグランスアドバイザーのMAHOさん。
それによって香りを紹介してくれる店員さんとの会話もスムーズになり、理想の香りに出合いやすくなります。フレグランスを楽しむ前に一つアドバイス。
「古い香水を捨てられない方が多いのですが、酸化した香りはその人の印象を老け込ませます。状態のよいフレッシュな、少なくとも購入3年以内の香りをつけてください。気持ちまで軽やかにアップデートできますよ」。
爽やかで幸福感溢れる【シトラスノート】
レモン、ベルガモット、オレンジなどの柑橘系、草木のグリーン、みずみずしい塩気を感じさせるアクアティック、マリン系も含まれます。共通するのは爽やかさ、朝の日差しや屋外の豊かさなど、思わず外で深呼吸したくなるような、一日のエネルギーを感じさせてくれる香りです。
注目すべき香料は甘さの中にビターな大人っぽさも感じるマンダリン。蜜柑にも似て親しみやすく、自分が幸せだった時間を思わせる輝きに満ちています。
リフレッシュを促すマンダリン
右・ネロリとグリーンマンダリンの活力にウッディが調和。バーバリー シグネチャーウィンザー トニック オードパルファム100ml 3万9600円/バーバリー ビューティ 左・地中海の楽園、アマルフィへと誘う凜と爽やかな香り。マンダリーノ ディ アマルフィ オード パルファム スプレィ 50ml 3万9600円/トム フォード ビューティ