2021年春のメイクは明るく優しいカラーがトレンド。注目したい新作アイテム7選

【お悩み】春のメイクアップのポイントは？

カウンターでじっくり吟味できないのが残念。春のメイクの、狙い目のブランドやアイテムが知りたいです。

【回答】明るく優しいカラーがトレンドです

回答者／近藤須雅子さん（美容ジャーナリスト）




2021年の春の新色は、パンデミックのイヤな気分を吹き飛ばすような明るく優しいカラーがいっぱいです。

アイカラーはコーラルオレンジやコーラルピンクに注目

マスク時代のメイクの主役アイカラーは、明るいブラウンやベージュを基本に、コーラルオレンジやコーラルピンクなどを組み合わせたパレットがたくさん登場しています。スックやRMK（アールエムケー）、スリーなど、枚挙にいとまがないほど。

いずれも反対色でインパクトを出すのではなく、どこまでも肌に溶け込む優しい色味でまとめた、ベーシックなブラウントーンです。

ふんわりナチュラルなイメージならスックやRMK、都会的でさりげない仕上がりならスリーが注目です。



シグニチャー カラー アイズ 02 陽香色 -YOUKOUIRO 7000円／スック



RMK ザ ベージュライブラリー アイシャドウデュオ02 4000円／RMK Division



THREE ディメンショナルビジョンアイパレット10 LEGENDARY LOVER 6500円／スリー

チークもオレンジベージュやコーラル、ローズなど

チークも血色を添える程度のオレンジベージュやコーラル、ごく淡いローズと、アイメイクと同じトーンに揃えているブランドが目立ちます。代表的なのが、コスメデコルテやRMK。



コスメデコルテ パウダーブラッシュ 202 5000円／コスメデコルテ



RMK ザ ベージュライブラリー ブラッシュデュオ 02 4000円／RMK Division

明るいリップも見逃せない

目もとも頬もブラウンやベージュとちょっと単調になりがちなところに、生き生きとした魅力を加えるのが、明るいリップ。明るいレッドや鮮やかなピンク、にごりのないオレンジ、軽やかなベージュと、まさに百花繚乱です。

今年ならではの特徴は、明るくつややかなフェミニンカラー。先シーズンまでのスーパーマットなタイプは姿を消し、透明感のあるつややかなタイプが魅力的です。

全37色のディオールや15色のゲランのキスキスなど、カラーバリエーションが豊富なブランドも多く、自分にぴったりの色が見つかりそう。



数量限定10色、オンライン限定2色を含む計37種類をラインナップ。ルージュ ディオール 各4500円／ディオール



ホイップバターのような軽やかでやさしいテクスチャー。キスキス テンダー マット 新15色 各4300円／ゲラン

マスク時代にリップは出番がない？いえいえ、仕事だけでなくお稽古事や友人との集まりなどもリモート対応が増えています。モニター越しの顔立ちを明るく印象づけてくれるリップは強い味方だということ、忘れないで。