美容・健康

食生活の見直しで認知症予防。ゆるやかな糖質制限ダイエットで美味しく健康に

365日美と健康のお悩み相談室 毎日更新の美容&健康のコラム連載。今知りたい気になる話題から、すぐに試せるテクニックなど、美容と健康のプロが皆さんのお悩みに答えます。記事一覧ゲストの回答

365日美と健康のお悩み相談室

【お悩み】認知症を予防したい

将来、認知症になりたくありません。今から取り組めるトレーニングや、改善すべき生活習慣などを教えてください。

【回答】「ゆるやかな糖質制限ダイエット」は認知症の予防にも効果が期待できます

認知症予防というと、脳のトレーニングなどに注目が集まりますが、日々の食事に気を付けることも大切です。今や広く知られるようになった「ゆるやかな糖質制限ダイエット」は、単にダイエットだけでなく、血中脂質や血圧の改善、そして認知症の予防にもつながることが期待されています。

北里大学北里研究所病院糖尿病センター センター長の山田 悟先生の著書『世にも美味しい「ゆるやかな糖質制限ダイエット」 』より紹介します。

血糖値の上下動が大きい人ほど認知機能が低下しやすい

「“世にも美味しいダイエット”として今、注目されている“糖質制限食”は、米国糖尿病学会が効果的な減量法として、そして糖尿病の血糖管理のための第一治療法としても認めた食事療法です。

また、減量や血糖コントロールだけでなく、血中脂質や血圧の改善にも効果が高いことが示されました。つまり、脳卒中や心臓病の発症リスクを高めるメタボリックシンドロームを予防する確実な方法であることもわかったのです。

また、血糖値の上下動が大きい人ほど認知機能が低下しやすいことがわかり、血糖管理に高い効果を上げる糖質制限食は、認知症の予防にもよいのではと注目されています。糖質制限食こそ、健康寿命を延ばす究極のアンチエイジング食といっていいでしょう」(山田先生)

ゆるやかな糖質制限ダイエットのルールはたったの2つ

「でも、糖質制限って大変そう」「手間やお金がかかるのでは?」という疑問もあるかもしれません。ですが、山田先生いわく、“ゆるやかな糖質制限ダイエット”なら、それほど難しくないそう。

「ゆるやかな糖質制限ダイエットのルールは、たったの二つ。1食あたりの糖質量を20〜40グラムにすることと、たんぱく質と脂質を十分にとることです。誰でも簡単に取り組めて、シンプルだから続けられる。これが多くの人が減量に成功している理由です。

また、油は体に悪いと敵視されがちですが、糖質ゼロの優れた食品で、糖質と一緒にとると血糖値の上昇を抑えるというすばらしい働きがあります。植物性か動物性かは気にせず、料理に合う油を好みでとってかまいません、ただし、油の鮮度や質にはこだわってください」(山田先生)

書籍『世にも美味しい「ゆるやかな糖質制限ダイエット」 』には、今すぐできる家庭料理の工夫や、レシピなども紹介していますので、こちらもぜひ参考になさってください。

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食事を楽しんで健康寿命を延ばす! 山田 悟先生が指南する“ゆるやかな糖質制限食”

山田 悟/Satoru Yamada

北里大学北里研究所病院 糖尿病センター センター長、食・楽・健康協会 代表理事。1994年、慶應義塾大学医学部卒業。2011年より北里大学北里研究所病院糖尿病センター長。糖尿病専門医。糖尿病に関する臨床や研究活動とともに、2013年11月に一般社団法人「食・楽・健康協会」を設立し、社会に向けて「ゆるやかな糖質制限」の啓発と普及に精力的に取り組んでいる。


イラスト/umao 編集協力/山岸美夕紀


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